2005年08月14日
Super Mapple Digital Ver6.0

先ごろ、昭文社より Super Mapple Digital Ver6.0 がリリースされた。
このバージョンにより追加された機能はいくつかあるが、その中でも大きなものが「GPSデータの取り込み」機能だと思う。これにより、GARMIN 社の GPS(わたしの場合は Foretrex101)で取得したデータが、カシミール3D を経由して Super Mapple Digital 上で表示できるようになった。
カシミール3D のみでも GPS トラックデータの地図へのプロットは可能だ。しかしながら商用の地図ソフトを持っているのならばそれで表示したいと考えるのは当然であり、これが Super Mapple Digital Ver6.0 で実現できるようになったメリットは大きいと思う。
ここでは、Foretrex101 のトラックデータを Super Mapple Digital Ver6.0 で表示するまでの手順を書いてみたい。
カシミール3Dが出力する GPS トラックデータと Super Mapple Digital Ver6.0 が読むことのできる GPS データとが違っているために少しばかり形式の変換が必要であること以外は、簡単な手順で表示されることができる。
<カシミール3D での作業>
・GPS ファイルツールプラグインのインストール
Super Mapple Digital Ver6.0 用のデータを作成するために「GPS ファイルツールプラグイン」が必要となるので、カシミール3D のページより取得してインストールしておく。
・Foretrex101 で取得したデータを取り込む。
このとき、測位が途切れてしまったために途切れてしまったトラックデータは「トラックの接続」機能で1つにまとめておくとよい。具体的な方法はカシミール3D と GARMIN GPS との連携をご参照いただきたい。
・トラックデータを CSV 形式で書き出す。
「ツール-GPSファイルツール-CSV形式で書き出し」でファイルを出力する。複数のトラックがある場合、出力されたファイルを見ると「トラック名」ごとの複数のデータがあることが分かる。
・CSV 形式のファイルからトラックデータごとにファイルを分割する。
Super Mapple Digital Ver6.0 では1つのファイルから1つの「GPS経路」を生成する。対してカシミール3D 側で CSV 形式で書き出すと、複数のトラックデータを1つのファイルにまとめてしまう。なので、1トラックデータごとにファイルを分割する必要がある。
このとき、次の形で分割し1つのファイルとする。以下は「GPS ファイルツール」のドキュメントにあるサンプルデータを引用したものである。
;種別,名称,緯度,経度,標高,日付,時刻(UTC),測地系,方位,仰角,区間,アイコン,GPSでの名前,説明
R1,TEST1,35.37340,139.37401,6.0,2000-02-23,05:40:15,Tokyo,-9999.9,-9999.9,1,909012,,
R1,TEST2,35.37442,139.37448,116.0,2000-02-23,05:40:25,Tokyo,-9999.9,-9999.9,1,909025,,
R1,TEST3,35.37539,139.37585,44.0,2000-02-23,05:40:35,Tokyo,-9999.9,-9999.9,1,909038,,
・CSV 形式のファイル中にある「緯度」「経度」を加工する。
CSV 形式を Super Mapple Digital Ver6.0 が読めるように、形を少し変更する。(現在は Perl スクリプトを用いて変更)
緯度:35.37340 -> 35.37.34.0
経度:139.37401 -> 139.37.40.1
これで、カシミール3D 側での作業とファイルの書き換えは終わりだ。
・ファイル-インポート-テキストファイル でウィザード起動。
・GPSデータの取り込み(東京測地系)を選択。
CSV ファイルの中に「WGS84」とある場合は「世界測地系」を選択する。「Tokyo」とある場合は「東京測地系」を選択する。
カシミール3D と GARMIN GPS との連携にある方法を使用すると「Tokyo」になるので、ここでは「世界測地系」側を使う。
・ウィザードに従い進める。このとき緯度経度は「文字列」で指定する。
「区切り文字」は「カンマ」、「先頭行をフィールドとして扱う」にチェックを入れる。デフォルトではこのようになっているので、特に変更の必要はない。
ウィザードの次の画面では、「データのプレビュー」側の「経度」を選択し、「表示位置」の側の「経度」を選択する。「緯度」も同様に処理する。
このとき「表示位置」の側には「書式」があるが、これを「文字列」に変更する。
・GPS トラックデータが「カスタム情報」の「GPS経路」として表示される。
取り込まれたGPSデータは測位できた場所のプロットのみで見づらいので、右クリック-プロパティで「GPS経路のプロパティ」を出し、「地図上の表示」タブで「線」に色をつけると見やすくなる。
<実際の表示例>
ここでは、北海道大沼公園を歩いたときのデータを載せてみたい。なお Super Mapple Digital Ver6.0 の画面データは、昭文社から許可を得た方法で作成し掲載した。
この付近は25000分の1くらいの地図しか用意されていないが、場所によっては詳細地図を使うことができ、魅力的だと思う。
・カシミール3D での取得データ(GDB 形式)
・CSV データ(Super Mapple Digital Ver6.0 用変換前)
・CSV データ(Super Mapple Digital Ver6.0 用変換後)
・Super Mapple Digital Ver6.0 での表示画面
・Super Mapple Digital Ver6.0 用のカスタム情報ファイル
・GPS ファイルツールプラグインのインストール
Super Mapple Digital Ver6.0 用のデータを作成するために「GPS ファイルツールプラグイン」が必要となるので、カシミール3D のページより取得してインストールしておく。
・Foretrex101 で取得したデータを取り込む。
このとき、測位が途切れてしまったために途切れてしまったトラックデータは「トラックの接続」機能で1つにまとめておくとよい。具体的な方法はカシミール3D と GARMIN GPS との連携をご参照いただきたい。
・トラックデータを CSV 形式で書き出す。
「ツール-GPSファイルツール-CSV形式で書き出し」でファイルを出力する。複数のトラックがある場合、出力されたファイルを見ると「トラック名」ごとの複数のデータがあることが分かる。
・CSV 形式のファイルからトラックデータごとにファイルを分割する。
Super Mapple Digital Ver6.0 では1つのファイルから1つの「GPS経路」を生成する。対してカシミール3D 側で CSV 形式で書き出すと、複数のトラックデータを1つのファイルにまとめてしまう。なので、1トラックデータごとにファイルを分割する必要がある。
このとき、次の形で分割し1つのファイルとする。以下は「GPS ファイルツール」のドキュメントにあるサンプルデータを引用したものである。
;種別,名称,緯度,経度,標高,日付,時刻(UTC),測地系,方位,仰角,区間,アイコン,GPSでの名前,説明
R1,TEST1,35.37340,139.37401,6.0,2000-02-23,05:40:15,Tokyo,-9999.9,-9999.9,1,909012,,
R1,TEST2,35.37442,139.37448,116.0,2000-02-23,05:40:25,Tokyo,-9999.9,-9999.9,1,909025,,
R1,TEST3,35.37539,139.37585,44.0,2000-02-23,05:40:35,Tokyo,-9999.9,-9999.9,1,909038,,
・CSV 形式のファイル中にある「緯度」「経度」を加工する。
CSV 形式を Super Mapple Digital Ver6.0 が読めるように、形を少し変更する。(現在は Perl スクリプトを用いて変更)
緯度:35.37340 -> 35.37.34.0
経度:139.37401 -> 139.37.40.1
これで、カシミール3D 側での作業とファイルの書き換えは終わりだ。
・ファイル-インポート-テキストファイル でウィザード起動。
・GPSデータの取り込み(東京測地系)を選択。
CSV ファイルの中に「WGS84」とある場合は「世界測地系」を選択する。「Tokyo」とある場合は「東京測地系」を選択する。
カシミール3D と GARMIN GPS との連携にある方法を使用すると「Tokyo」になるので、ここでは「世界測地系」側を使う。
・ウィザードに従い進める。このとき緯度経度は「文字列」で指定する。
「区切り文字」は「カンマ」、「先頭行をフィールドとして扱う」にチェックを入れる。デフォルトではこのようになっているので、特に変更の必要はない。
ウィザードの次の画面では、「データのプレビュー」側の「経度」を選択し、「表示位置」の側の「経度」を選択する。「緯度」も同様に処理する。
このとき「表示位置」の側には「書式」があるが、これを「文字列」に変更する。
・GPS トラックデータが「カスタム情報」の「GPS経路」として表示される。
取り込まれたGPSデータは測位できた場所のプロットのみで見づらいので、右クリック-プロパティで「GPS経路のプロパティ」を出し、「地図上の表示」タブで「線」に色をつけると見やすくなる。
<実際の表示例>
ここでは、北海道大沼公園を歩いたときのデータを載せてみたい。なお Super Mapple Digital Ver6.0 の画面データは、昭文社から許可を得た方法で作成し掲載した。
この付近は25000分の1くらいの地図しか用意されていないが、場所によっては詳細地図を使うことができ、魅力的だと思う。
・カシミール3D での取得データ(GDB 形式)
・CSV データ(Super Mapple Digital Ver6.0 用変換前)
・CSV データ(Super Mapple Digital Ver6.0 用変換後)
・Super Mapple Digital Ver6.0 での表示画面
・Super Mapple Digital Ver6.0 用のカスタム情報ファイル
Posted by hirakei at 10:41│Comments(0)
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