2007年03月06日
身延山久遠寺のしだれ桜(2006.4.1)
2006年4月1日、山梨県の身延山・久遠寺に、しだれ桜を見に行った。
久遠寺境内のしだれ桜は、噂どおり素晴らしいものだった。
また境内の桜だけでなく、身延山西谷のしだれ桜もこれに負けず劣らず美しい上に一斉に咲いていて、とにかくこちらも見事だった。
昨年春のことだが、身延山・久遠寺のしだれ桜がそろそろ見頃と聞いて、行ってみることにした。
まずは情報収集だが、桜ということで最も重要なものは開花情報だ。
久遠寺のページでは時期になると開花情報を載せている。身延町商工会のページや身延町身延山観光協会のページも参考になる。身延町商工会のページは過去の情報も載っているので便利だ。この他、身延山竹之坊のページも見ておきたい。
次にアクセス方法だ。この時期、このような有名な場所では交通規制が行われ駐車場所も制限されるので、特に車の場合は事前に調べておかないと大変だ。
身延山に行くには、
・電車
・車
が考えられる。
電車の場合、JR身延駅が最寄りとなる。JR身延駅から身延山へはバス(山交タウンコーチ)が出ている。バス乗り場は駅を出てすぐだ。ここから身延山行きに乗り15分ほどで身延山の停留所に着く。280円。行きはいいのだが、帰りのバスは行列になるので注意していただきたい。(バス時刻表)
車の場合は臨時駐車場(身延町文化会館駐車場)に停めてシャトルバスで身延山の停留所(路線バスと同じ場所)まで行くのが一般的のようだ。この時期の交通規制と臨時駐車場については、2006年版は身延町商工会の情報を参考にしていただきたい。シャトルバスは往復400円。帰りは駅行きを上回る大行列になるが回転が早い。
わたしが行ったときの帰りは、駅行きとシャトルバスとで2本の行列ができていた。
バスで身延山の停留所につき、徒歩で参道を歩いて「三門」と呼ばれる門の前まで行く。ここからは、参道の階段(菩提梯)287段をひたすら登って本堂まで行くか、もしくは左手側を迂回する舗装された道路を通って本堂まで行くことができる。かつこの道路を通る乗り合いタクシー(西谷ルート)があり、これを使うと便利だ。片道200円。上がるときは乗り合いタクシーを利用し、降りるときは徒歩でこの道路を使うのがお勧めだ。なお、いつもはバス停から出ているようだが、わたしが行ったときは三門が始点になっていたように思う。
さて、わたしはJR身延線特急で身延駅まで行き、身延山のバス停まではバスを利用した。三門まで歩いたのち、乗り合いタクシーで本堂へ向かった。乗り合いタクシーは多少並ぶが、この時期では仕方ない。三門前には臨時の観光案内所があるので、そこで観光案内のチラシをもらう。三門付近にもしだれ桜が咲いているので、これを眺めながら15分ほど順番が回ってくるのを待った。

三門から本堂までは、乗り合いタクシーを使うとすぐだ。身延山ロープウェイの前を過ぎて、久遠寺本堂の脇に出る。
この本堂の地下には「宝物館」と呼ばれる場所があり有料(300円)で寺宝を展示しているのだが、その入り口前を通って、広々とした本堂前に出る。
久遠寺には有名なしだれ桜が2本ある。「祖師堂」前と、「御真骨堂」前のしだれ桜だ。
本堂の奥(正面から見て右側)に位置する建物がその「祖師堂」だ。「御真骨堂」前の桜はそのしばらく奥、右手側に階段がりその手前。
噂通りみごとなしだ桜だ。しだれ桜単独での姿もすばらしいが、寺院と絡めた姿もなかなかのものだ。寺院の境内ということでそれほど広くもないので、2本の桜の間を行ったり来たりしてはその姿を楽しんだ。


帰りは乗り合いタクシーで上がってきた西谷側を徒歩で降りることにした。こちらもしだれ桜が咲いている、と聞いていたので、試しに見てみようと思ったのだ。
そこで待っていたのは、素晴らしいしだれ桜の競演だった。正直、本堂の桜だけを見て帰るのではソンだ。本堂と西谷の桜がセットで、久遠寺のしだれ桜なのだろう。
西谷には複数の宿坊(お寺にある宿泊施設)があり、それぞれの敷地内に見事なしだれ桜が数多く咲いている。まるでしだれ桜の群落で、その美しさにしばらく目を奪われてしまった。群落でしだれている桜がまるで滝のようだ。
これを楽しまずに帰るのはもったいない。ということで、帰りの列車を1本遅らせて、西谷の桜を楽しんだ。


西谷を下に降りていったところに、「南天山の水」というものが飲めるように引き込まれていた。何でも説明書きによると「のむと頭や声が良くなると言われて」いるそうだ。ということで、早速飲んでみた。いい水だ。
さて、三門まで歩き、バス停へと向かった。が、最初に書いたとおり、そこには長いバス待ちの行列ができていた。行列は2本あり、駅行きと駐車場行きのシャトルバスだ。
わたしが並んだときにはシャトルバスの方がかなり長かったのだがそちらは回転が早い。しばらく待って、ようやく駅へと向かうことができた。
駅についたが、しばらく時間があった。駅近くの「ゆたかや」さんで、ほうとうなどをいただき、おなかを満たして帰途についた。
(EOS Kiss Digital + TAMRON 18-200mm F3.5-6.3(A14) )

身延山・久遠寺 (クリックするとスクロール地図が表示されます)
山梨県 身延・下部温泉の宿泊施設一覧
まずは情報収集だが、桜ということで最も重要なものは開花情報だ。
久遠寺のページでは時期になると開花情報を載せている。身延町商工会のページや身延町身延山観光協会のページも参考になる。身延町商工会のページは過去の情報も載っているので便利だ。この他、身延山竹之坊のページも見ておきたい。
次にアクセス方法だ。この時期、このような有名な場所では交通規制が行われ駐車場所も制限されるので、特に車の場合は事前に調べておかないと大変だ。
身延山に行くには、
・電車
・車
が考えられる。
電車の場合、JR身延駅が最寄りとなる。JR身延駅から身延山へはバス(山交タウンコーチ)が出ている。バス乗り場は駅を出てすぐだ。ここから身延山行きに乗り15分ほどで身延山の停留所に着く。280円。行きはいいのだが、帰りのバスは行列になるので注意していただきたい。(バス時刻表)
車の場合は臨時駐車場(身延町文化会館駐車場)に停めてシャトルバスで身延山の停留所(路線バスと同じ場所)まで行くのが一般的のようだ。この時期の交通規制と臨時駐車場については、2006年版は身延町商工会の情報を参考にしていただきたい。シャトルバスは往復400円。帰りは駅行きを上回る大行列になるが回転が早い。
わたしが行ったときの帰りは、駅行きとシャトルバスとで2本の行列ができていた。
バスで身延山の停留所につき、徒歩で参道を歩いて「三門」と呼ばれる門の前まで行く。ここからは、参道の階段(菩提梯)287段をひたすら登って本堂まで行くか、もしくは左手側を迂回する舗装された道路を通って本堂まで行くことができる。かつこの道路を通る乗り合いタクシー(西谷ルート)があり、これを使うと便利だ。片道200円。上がるときは乗り合いタクシーを利用し、降りるときは徒歩でこの道路を使うのがお勧めだ。なお、いつもはバス停から出ているようだが、わたしが行ったときは三門が始点になっていたように思う。
さて、わたしはJR身延線特急で身延駅まで行き、身延山のバス停まではバスを利用した。三門まで歩いたのち、乗り合いタクシーで本堂へ向かった。乗り合いタクシーは多少並ぶが、この時期では仕方ない。三門前には臨時の観光案内所があるので、そこで観光案内のチラシをもらう。三門付近にもしだれ桜が咲いているので、これを眺めながら15分ほど順番が回ってくるのを待った。
三門から本堂までは、乗り合いタクシーを使うとすぐだ。身延山ロープウェイの前を過ぎて、久遠寺本堂の脇に出る。
この本堂の地下には「宝物館」と呼ばれる場所があり有料(300円)で寺宝を展示しているのだが、その入り口前を通って、広々とした本堂前に出る。
久遠寺には有名なしだれ桜が2本ある。「祖師堂」前と、「御真骨堂」前のしだれ桜だ。
本堂の奥(正面から見て右側)に位置する建物がその「祖師堂」だ。「御真骨堂」前の桜はそのしばらく奥、右手側に階段がりその手前。
噂通りみごとなしだ桜だ。しだれ桜単独での姿もすばらしいが、寺院と絡めた姿もなかなかのものだ。寺院の境内ということでそれほど広くもないので、2本の桜の間を行ったり来たりしてはその姿を楽しんだ。
帰りは乗り合いタクシーで上がってきた西谷側を徒歩で降りることにした。こちらもしだれ桜が咲いている、と聞いていたので、試しに見てみようと思ったのだ。
そこで待っていたのは、素晴らしいしだれ桜の競演だった。正直、本堂の桜だけを見て帰るのではソンだ。本堂と西谷の桜がセットで、久遠寺のしだれ桜なのだろう。
西谷には複数の宿坊(お寺にある宿泊施設)があり、それぞれの敷地内に見事なしだれ桜が数多く咲いている。まるでしだれ桜の群落で、その美しさにしばらく目を奪われてしまった。群落でしだれている桜がまるで滝のようだ。
これを楽しまずに帰るのはもったいない。ということで、帰りの列車を1本遅らせて、西谷の桜を楽しんだ。
西谷を下に降りていったところに、「南天山の水」というものが飲めるように引き込まれていた。何でも説明書きによると「のむと頭や声が良くなると言われて」いるそうだ。ということで、早速飲んでみた。いい水だ。
さて、三門まで歩き、バス停へと向かった。が、最初に書いたとおり、そこには長いバス待ちの行列ができていた。行列は2本あり、駅行きと駐車場行きのシャトルバスだ。
わたしが並んだときにはシャトルバスの方がかなり長かったのだがそちらは回転が早い。しばらく待って、ようやく駅へと向かうことができた。
駅についたが、しばらく時間があった。駅近くの「ゆたかや」さんで、ほうとうなどをいただき、おなかを満たして帰途についた。
(EOS Kiss Digital + TAMRON 18-200mm F3.5-6.3(A14) )
身延山・久遠寺 (クリックするとスクロール地図が表示されます)
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Posted by hirakei at 07:57│Comments(0)
│花
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