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2014年05月10日

寝台特急北斗星号乗車記・準備編(14/05/02)



 久しぶりに、実に2010年以来4年ぶりに、北海道旅行を計画した。
 これまでできれば使っていた寝台特急北斗星は、北海道新幹線の開業により廃止されると言われている。もしかしたら北斗星に乗れる機会はこれが最後かもしれない、そんな思いから、北斗星での移動を組み入れた旅行を計画した。
 予定は、5/3から5/6。前回は帰りに新幹線を使って夜の帰宅となり、翌日に疲れを残してしまった(特急と新幹線の移動は疲れる)ため、今回は帰りを寝台とすることにした。
 上りの寝台特急北斗星は、札幌発17:12、函館発21:49、9:38。以前はこれよりも遅く11:12上野着の北斗星4号が設定されていたが、今は残念ながら無くなってしまった。
 また同じく札幌と上野を結んでいる寝台特急カシオペアは1日ごとに上野と札幌を行き来しているが、5/5は上野発のみであり利用できない。なお時刻は、札幌発16:12、函館発21:12、上野着9:25だ。

 下りは、寝台特急北斗星利用の場合、上野発19:03、函館着6:35、札幌着11:15。寝台特急カシオペア利用の場合、上野発16:20、函館着5:02、札幌着9:32となる。函館まで利用する場合は、北斗星がちょうどよい。カシオペアでは早すぎると思う。

カシオペア
 運転日に注意が必要。2日に1便であることが多い。
 2人個室利用が基本。
 A寝台個室2人用カシオペアツインがメイン。A寝台2人用個室カシオペアスイートも用意されている。

北斗星
 毎日運行。
 1人でも2人でも団体でも。
 開放B寝台、開放B寝台コンパートメント(4人用のボックスにカギをかけることができる)、B寝台1人用個室ソロ、B寝台2人用個室デュエット、A寝台2人用個室ツインデラックス、A寝台1人用個室ロイヤル(2人利用可能)、とバリエーションに富んだ客室構成。


(ロイヤル [2007年])


(ツインデラックス)


(デュエット下段)


(デュエット上段)


(ソロ下段)


(ソロ上段)


(Bコンパートメント)


(開放B寝台)


 寝台での旅は、個室をおすすめしたい。まず、個室はカギをかけることができる(ダイヤルロック、カードキー、普通のキーなど、部屋によって方法は異なる)。食事やトイレなどで寝台を空けるときに、手荷物はカギがかかる場所に置いた方が安心できるからだ(ただし個室が使えても、貴重品は身に着けた方がよいと思う)。また、個室は扉を閉めることができるため、周りの目を気にすることなく、くつろぐことができる。
 加えて北斗星B寝台の場合、個室も開放も、特急・寝台料金は変わらない。なので個室がお得と思う。
 北斗星A寝台を2人で使う場合は、2人用のツインデラックスはもちろんのこと、補助ベッドを利用することで1人用のロイヤルもセミダブルのような形で2人で使用することができる。ロイヤルの方が格上だが2人で使う場合はツインデラックスとさほど費用は変わらないので、ロイヤルを狙ってみるのもよいと思う。


 寝台券は1ヶ月前の10時から発売される。今回の狙いはA寝台ロイヤルか、B寝台デュエット。ロイヤルは4室しかなく、北斗星が1日1往復になってから取れたことがないが、今回も狙ってみることにはした。

 そして4/5に挑戦。何とか札幌発上野行・北斗星B寝台デュエットの切符を取ることができ、北海道に旅行することが決まった。

 その後、本当にたまたま、5/2の下り 上野発函館行・北斗星A寝台ツインデラックスの切符が取れたため予定を1日繰り上げ、2005年以来9年ぶりに、往復北斗星の旅となった。

 今回、当初は行きを新幹線、帰りを北斗星で計画していた。それは先に書いたように、帰りが新幹線ではどうしても疲れが残ってしまうからだ。ただ本当のところは、北斗星を降りたら楽しい北海道の旅が幕を開ける、としたい。北斗星で旅を締めるのもよいかもしれないが、北斗星に乗り上野が近づいてきて、楽しかった北海道旅行ももうすぐ終わり、ではどうしても寂しいからだ。
 ところが今回は、幸運にも往復北斗星とすることができた。北斗星で旅が始まり、北斗星で旅が終わる。そんな旅にすることができた。


 さて、北斗星(カシオペアもほぼ同じ)の旅が決まった場合、次に考えたいのは夕食だ。北斗星での旅では、夕食は、
・車内販売か駅で購入したお弁当
食堂車でのディナータイム
のいずれかになると思う。
 食堂車でのディナータイムの場合、駅での予約が必要となる。今回わたしは北斗星上りのディナータイムを希望したが、2回あるうちの早い側の時間が取れず、遅い側の時間となった。ディナータイムは、カシオペアは3回、北斗星上りは2回、北斗星下りは1回なので、利用する列車が決まったら、早めに予約をしておきたい。


(食堂車グランシャリオ)

 せっかく北斗星やカシオペアに乗ったのだから、食堂車でワインを飲みながら雰囲気を楽しみたい、とも思うかもしれない。その場合は、ディナータイムのあとに予約不要のパブタイムがあるので、そちらを利用できる。ただしディナータイム終了後なので開始が21:30くらいと遅いことと、早めに行かないと席が埋まってしまい利用できないことがあるので注意したい。今回は下りでパブタイムを利用したが、21時前にはロビーカーに列ができ始めていた。ラストオーダーは22:30で、23:00までの利用だ。夕食で利用するにはちょっと遅いので、軽く食べておいて時間を待つのがよいと思う。

(パブタイム)

 夕食の次は朝食だ。こちらは予約不要で朝6:30から利用することができる。ただこちらもすぐに席が埋まってしまうので注意したい。今回は上りで朝食を食堂車(北斗星の食堂車はグランシャリオと呼ばれる)でいただいたが、5:30くらいにはロビーカーで待っている方がいた。また6時には列が伸びていて、特別に6:10から朝食の提供が始まった。


(洋朝食)

 車内販売ではお弁当や清涼飲料水のみでなく、サッポロクラシックやオリジナルラベルのワインなどアルコールも販売している。またワインなどはパブタイム時間内であれば食堂車で購入することもできる。ただ車内販売はいつ回ってくるか分からない(北斗星の場合は8号車から始まって11号車側に進み、ついで逆側に進むようだ)ので、普通の飲み物やお弁当は駅で購入しておいた方がよいと思う。わたしは下りを利用する場合、上野駅では売っていないサッポロクラシックを車内販売で購入することが多い。また車内販売限定のお土産や北斗星グッズも扱っている。今回は北斗星サブレと北斗星ストラップを購入した。以前は星のチョコサンドというお菓子が売っていたが、今は無くなっているようだ。


 食事の次はシャワーだ。北斗星の場合はロビーカーに2つシャワーがあり、食堂車グランシャリオでシャワーカードを購入して利用する。カシオペアも同様に、食堂車での購入となる。今回、下りは利用することができたが、上りでは目の前でシャワーカードが売り切れてしまった。シャワーを使いたい方は、発車直後に食堂車に向かった方がよさそうだ。シャンプーやタオル入りのシャワーセットも販売している。


(シャワールーム)

 最後に紹介するのは、オープンスペースのロビーカーだ。清涼飲料水の自動販売機や、先ほど紹介したシャワー室がここにある。また隣がグランシャリオで、待っている行列はこちらに伸びてくる。
 深夜や早朝でも、どなたかが車窓を眺めながら北斗星の旅を楽しんでいることが多い。今回はいつも先客がいて写真を撮れなかったので、写真は前回撮影のものだ。


(ロビーカー [2010年])


 こうしていよいよ、北斗星での旅が始まる。

(2014年は、EOS 60D + EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM, EF-S 17-55mm F2.8 IS USM, DSC-HX5V)

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