2006年05月17日
金屏風と地球岬(5/5)
(地球岬)
2006年5月5日朝、室蘭・金屏風と地球岬を訪れた。小雨混じりで強風の吹く生憎の天気で、次の機会があればもう1度訪れたい。
室蘭市外市街の旧室蘭駅前から、母恋駅前を通って金屏風・地球岬を訪れた。これらは室蘭八景の内の2つだ。元々は地球岬のみを訪れる予定だったのだが、母恋駅から地球岬側に抜けたところに金屏風があったので、一緒に見て回った。

(旧室蘭駅舎。明治45年建築。国の登録有形文化財とのこと)
金屏風は銀屏風と対で室蘭八景の1つになっていて、断崖に朝日が映えると金屏風を連ねたように見えることからこう呼ぶようになり、昭和5年に正式に名づけられたという。
ところでこの金屏風、海側から見ないと朝日に映えた金屏風を見られないらしい。ただ金屏風に見えなくても、天気がよければ美しい光景が広がっていたことだろう。なお、銀屏風は焼津町付近、絵柄町の西岸だ。こちらは夕日に映えると銀色に輝くという。しかし金屏風同様、沖から見る必要がありそうだ。

(金屏風付近)
さて、次は地球岬だ。駐車場に車を止め、展望台へと歩く。小雨が降っていたが、風が強く傘をさすことができない。そして寒い。
晴れていれば美しい青い海が広がっていたものと思う。それと、5月初旬だと緑が少なくちょっと寂しい。晴れた夏の日に、もう1度来てみたいものだ。
ところで、地球岬といえば売店「シナダ」で売っている炎の毒まんじゅうが名物らしい。6個入り630円の、見た目はふつうのまんじゅうだ。
しかしながら、その内の1個に毒、ならぬ、唐辛子入りがある。連れが毒を当てたので試しにもらって食べてみたが、パッケージのイラストほどは辛くないので、安心してがぶっといっていただきたい。
室蘭の名物と言えばもう1つ、「やきとり」がある。見た目は鳥の串焼きだが、肉は豚肉が使われているのが特徴だ。室蘭観光協会のページによると、「豚肉・たまねぎ・洋がらし」が「やきとり」の特徴とのことだ。
しかし、なかなか時間が合わない。例えば室蘭道の駅みたらの横に「鳥安」というお店があるのだが、ここは昼近くから夕方までしか営業していない。地球岬の売店にもやきとりを扱っているお店があったのだが、昨日仕入れ分は売り切れ、本日の仕入れはまだだという。
残念ながら、諦めた。
地球岬から移動する途中で母恋駅前を通るのだが、駅前の母恋めし売店が開いていた。ここで母恋めし(参考サイト)を購入した。昼ご飯として食べるつもりだったのだが時間が取れず、寝台特急カシオペアの車内で食べることになってしまった。
包みはまるで、ピンクのお弁当の風呂敷のようだ。風呂敷包みを開けるとお弁当箱が現れる。お弁当箱を開けると、まずは大きな貝に驚く。これはホッキ貝の貝殻だ。参考サイトによると「母恋」という地名はアイヌ語で「ホッキがたくさんある所」という意味とのことだ。
お弁当のメニューは、ホッキ貝の炊き込みご飯おにぎり、燻製たまご、漬け物、スモークチーズ、それにハッカ飴。元々「母恋めし」とは、このホッキ貝の炊き込みご飯を指しているらしい。
これらは全て個別包装になっている。ゴミが増えるという意見もあるが、参考サイトによると箸を使わずに簡単に食べられるように、こうなっているらしい。

(母恋めし)
メニューはお酒のおつまみにぴったりだ。ということで、この日の夕方、カシオペア車内でビールと共においしくいただいた。
炊き込みご飯のおにぎりは、さすがに室蘭郷土料理コンクールで最優秀賞を取っただけのことはあり、炊き込みご飯にしみこんだうま味、そしてホッキ貝の食感がとてもおいしかった。


地球岬展望台 (クリックするとスクロール地図が表示されます)
(旧室蘭駅舎。明治45年建築。国の登録有形文化財とのこと)
金屏風は銀屏風と対で室蘭八景の1つになっていて、断崖に朝日が映えると金屏風を連ねたように見えることからこう呼ぶようになり、昭和5年に正式に名づけられたという。
ところでこの金屏風、海側から見ないと朝日に映えた金屏風を見られないらしい。ただ金屏風に見えなくても、天気がよければ美しい光景が広がっていたことだろう。なお、銀屏風は焼津町付近、絵柄町の西岸だ。こちらは夕日に映えると銀色に輝くという。しかし金屏風同様、沖から見る必要がありそうだ。

(金屏風付近)
さて、次は地球岬だ。駐車場に車を止め、展望台へと歩く。小雨が降っていたが、風が強く傘をさすことができない。そして寒い。
晴れていれば美しい青い海が広がっていたものと思う。それと、5月初旬だと緑が少なくちょっと寂しい。晴れた夏の日に、もう1度来てみたいものだ。
ところで、地球岬といえば売店「シナダ」で売っている炎の毒まんじゅうが名物らしい。6個入り630円の、見た目はふつうのまんじゅうだ。
しかしながら、その内の1個に毒、ならぬ、唐辛子入りがある。連れが毒を当てたので試しにもらって食べてみたが、パッケージのイラストほどは辛くないので、安心してがぶっといっていただきたい。
室蘭の名物と言えばもう1つ、「やきとり」がある。見た目は鳥の串焼きだが、肉は豚肉が使われているのが特徴だ。室蘭観光協会のページによると、「豚肉・たまねぎ・洋がらし」が「やきとり」の特徴とのことだ。
しかし、なかなか時間が合わない。例えば室蘭道の駅みたらの横に「鳥安」というお店があるのだが、ここは昼近くから夕方までしか営業していない。地球岬の売店にもやきとりを扱っているお店があったのだが、昨日仕入れ分は売り切れ、本日の仕入れはまだだという。
残念ながら、諦めた。
地球岬から移動する途中で母恋駅前を通るのだが、駅前の母恋めし売店が開いていた。ここで母恋めし(参考サイト)を購入した。昼ご飯として食べるつもりだったのだが時間が取れず、寝台特急カシオペアの車内で食べることになってしまった。
包みはまるで、ピンクのお弁当の風呂敷のようだ。風呂敷包みを開けるとお弁当箱が現れる。お弁当箱を開けると、まずは大きな貝に驚く。これはホッキ貝の貝殻だ。参考サイトによると「母恋」という地名はアイヌ語で「ホッキがたくさんある所」という意味とのことだ。
お弁当のメニューは、ホッキ貝の炊き込みご飯おにぎり、燻製たまご、漬け物、スモークチーズ、それにハッカ飴。元々「母恋めし」とは、このホッキ貝の炊き込みご飯を指しているらしい。
これらは全て個別包装になっている。ゴミが増えるという意見もあるが、参考サイトによると箸を使わずに簡単に食べられるように、こうなっているらしい。

(母恋めし)
メニューはお酒のおつまみにぴったりだ。ということで、この日の夕方、カシオペア車内でビールと共においしくいただいた。
炊き込みご飯のおにぎりは、さすがに室蘭郷土料理コンクールで最優秀賞を取っただけのことはあり、炊き込みご飯にしみこんだうま味、そしてホッキ貝の食感がとてもおいしかった。

地球岬展望台 (クリックするとスクロール地図が表示されます)
Posted by hirakei at 08:53│Comments(0)
│旅行/北海道
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