2015年08月21日
積丹半島・美国の水中展望船と黄金岬(15/08/11)
(黄金岬)
寝台特急カシオペアで札幌へとやって来たが、いきなり雷と豪雨だ。
外へは出られそうにないので、まずは駅ビル内で昼食を済ませることにした。目指すはとっぴ~北海道エスタ店だ。廻転ずしとは言えそこは北海道、おいしくいただいた。
食べ終わる頃には強い雨雲は移動したようで、とりあえず雨はやんでいた。大通公園を少し散策したあとにレンタカーを借りた。目指すは積丹半島だ。
小樽、余市と経由して積丹町美国へ向かったが、途中何度か雨に降られた。しかし幸いにも、美国近辺は雨は降っていなかった。
まずは水中展望船ニューしゃこたん号に乗ることにした。美国の町に着くと案内看板がいくつか出ているので、それに従って美国港へ向かう。港近くの駐車場に車を止め、乗船券を購入した。大人は1400円だ。
利用する船は1520の便。若干時間があったので近くにあった直売所にウニが無いか見に行ったが、残念ながら売り切れだった。この時期の積丹半島と言えばウニだが、残念ながらしばらくお預けのようだ。
(直売所)
1521に出航。定期観光バス(ちゃんと確認していなかったが、時間からすると北海道中央バスの定期観光バスかも)の乗客と一緒になったため、船は満席に近い。なおこの前の便も海外の観光バスの乗客が利用していたため、満席に近いように見えた。
(ニューしゃこたん号)
ニューしゃこたん号は、北海道では数少ない海中が見える船、とのことだ。船は宝島という島の近くまで進み、ここで海中を観察する時間になる。船の前方と後方に階段があり、前方の階段から下へ降りると、その下の船室から水中が見える。
海底がすぐ近くに見え、そこには、黒く丸い物体が多数ついているのが見えた。これが恐らく、ウニなのだろう。そこかしこについている。かなりの数だ。
(美国の海底)
それなりの人数が乗っているからと思うが、海底を見る船室に全員が入れない。そこで2交代制となり、宝島近くで片方が海底を見ている間に片方は船上で待つことになったのだが、海をふと見ると青く見え、かつ海底の様子も見えるではないか。これが、積丹ブルーの源なのだろう。曇りの日でこれくらい青く見えるのなら、晴れの日ならどうなるのだろうか。
(宝島付近の海)
(宝島)
船は宝島を後にすると、ビヤノ岬の先へと進んだ。ニューしゃこたん号の航路の説明によると、ここはキト浜というらしい。曇りの天気にも関わらず、これだけ青く見えたのには驚いた。
(キト浜)
キト浜を後にすると、カモメの餌づけをしながら、船は美国の港に戻った。所用時間は45分程度だった。ニューしゃこたん号の航路の説明では宝島の沖に行くことになっているが、GPSの記録をみると往復ともに港側を通っている。海が若干荒れていたのかもしれない。
(ニューしゃこたん号のGPSログ)
もう時間も遅くなってきたが、せっかくなので、黄金岬にも行くことにした。
車を「積丹町観光せんたぁ」に移動。事前調査では役場近くにある黄金岬への入り口が分からなかったので積丹町観光せんたぁで聞き、向かうことにした。ちなみに積丹町観光せんたぁでもらえるパンフレットには入り口が3ヶ所記載してあるが、積丹観光Web siteはGoogle Mapsがベースに使われているため入り口までは分からなかった。パンフレットのPDFが置いてあると助かるのだが。
最も傾斜が緩そうな入り口は、国道229号がカーブしているあたりの黄金岬側だ。このカーブにさしかかると積丹町役場側に「ふじ鮨」の看板が見えるのだが、その下が遊歩道の入り口になっている。この地点からおおよそ10分で、黄金岬に到着した。
(黄金岬の看板)
黄金岬には展望台が設置されていて、ビヤノ岬や宝島が見通せる。天気は曇りだが、黄金岬から見る海はやや青みがかかって見えた。ここも、天気が良ければ積丹ブルーの海を見せてくれるに違いない。
(ビヤノ岬)
(宝島)
時間は17時に近い。近くのセイコーマートで晩酌用のサッポロクラシックと日本酒の神威鶴を購入し、宿へと向かった。丹水という日本酒があればと思ったが、積丹町観光せんたぁにはあったのだがセイコーマートには無く、買いそびれてしまった。
(神威鶴)
(EOS 60D + EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM, EF-S 17-55mm F2.8 IS USM)
Posted by hirakei at 05:37│Comments(0)
│旅行/北海道
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