ひらけいメモBlog

　2006年9月7日から10日にかけて、SLすずらん号ラストランを撮影＆乗るために、北海道を訪れた。

　旅行行程は以下の通りだ。

使用切符
・ぐるり北海道フリーきっぷ

１日目記事
　函館ちょっと食べ歩き(2006.9.8)

２日目記事
　SLすずらん号ラストランその１(2006.9.9)

３日目記事
　SLすずらん号ラストランその２(2006.9.10)

9/7
・東京6:56-(はやて1号)-10:03八戸10:15-(スーパー白鳥1号)-13:14函館
・函館観光(お寿司・遊覧船ブルームーン・スナッフルス・やきとり光味亭)
・函館16:43-(スーパー北斗17号)-19:43札幌
・札幌21:00-(スーパーホワイトアロー29号)-22:20旭川
・昼食：青葉鮨/スナッフルス
・夕食：ラーメン・味の時計台JR札幌店(札幌駅)

9/8
・旭川7:20-(スーパーホワイトアロー6号)-7:37深川
・SLすずらん号撮影
・旭川で夕食(ラーメン・蜂屋)
・昼食：そば(増毛駅)
・夕食：ラーメン・蜂屋(旭川)

9/9
・旭川7:20-(スーパーホワイトアロー6号)-7:37深川
・SLすずらん号乗車
・深川17:18-(スーパーホワイトアロー26号)-18:20札幌
・19:27-(北斗星4号)-
・昼食：釜飯(SLすずらん号車内購入)
・夕食：ら～めん共和国・弟子屈ラーメン(札幌ESTA)
・夜食：北斗星パブタイム

9/10
・-(北斗星4号)-11:19上野
・朝食：北斗星モーニングセット(洋朝食)


　今回の使用切符はおなじみ「ぐるり北海道フリーきっぷ」だ。繁忙期以外は通年で使うことができ、特に7, 8, 9月以外のお徳度は非常に高い。有効期間は5日、帰りに北斗星を使えば5日目に北斗星に乗ればいいので、6日間使うことができる。往復に新幹線・特急だけでなく、寝台特急北斗星(開放B寝台、もしくは1人用個室B寝台シングル)を使うことができるのも大きな特徴だ。
　今回の利用は9月であったため高めではあったが、それでもお徳であることには変わりない。北海道には周遊きっぷも設定されているが、ぐるり北海道フリーきっぷと比べると見劣りしてしまう。

　詳しくは各エントリをご参照いただくとして、ここではこれまでのエントリで記載しなかった事柄について書いてみたい。

　まず夕食だが、全てラーメンになってしまった。まぁお手軽ではあるし札幌と言い旭川と言いラーメンが有名なので、そうなった。
　1日目は味の時計台。駅構内にあったから入った、というのが利用した理由だ。まぁそこそこおいしいと思う。なおJR札幌店はフランチャイズ店のようだ。
　2日目は蜂屋の5条支店を利用した。焦げ味が印象深い。賛否両論あるようだが、わたしはおいしいと感じた。
　3日目は札幌駅ビルESTAにある、ら～めん共和国を利用した。ちょっと時間が無く、たまたま空いていたからという理由で弟子屈ラーメンで食べた。頼んだものは「鮭冬葉塩ラーメン」だ。個人的にはさっぱりとしていて好きな味だったのだが、連れは物足りないとの感想。


　帰りは恒例の北斗星４号。いつものようにペットボトルの飲み物数本と、ビールを買って乗車した。車内販売は回ってくるが、少なくとも清涼飲料水のペットボトルは翌朝分まで買っておくのがよいと思う。
　最近北海道からの帰りはほとんどがこの北斗星４号だ。理由は遅くまで北海道にいられるため特にフリーきっぷを使うときに有利なためだ。例えば函館から利用すれば 23:48 発なので、有効期間ギリギリまで北海道にいることができる。ただし北斗星４号は特別な時期でない限りは個室が少なく、その点では利用しづらい。

　カードキーを車掌さんから受け取り、その後でしばらく車内を歩いてみたが、個室は２人用個室Ａ寝台ツインデラックスを除いては満席だった。開放Ｂ寝台は空席が目立った。
　驚いたのは食堂車グランシャリオで、ディナータイムでは３組くらいしか利用しておらず、パブタイムもさほど人は来なかった。翌日の朝食も同様で、かなりゆっくり目にグランシャリオに行ったのだが、まだ10食限定の和朝食が残っているくらいだった。

　やはり、１人用個室Ｂ寝台ソロとは言え、個室寝台での移動は楽だ。ほどほどの空間が確保されているし、(騒ぐのはダメだが)周りを気にしなくてもよい。開放Ｂ寝台で周りとしゃべったりするのもいいだろうが、寝るときは個室がよいと思う。

　相変わらず、せっかくの寝台利用なのに、帰りの列車は物悲しい。たまには北海道行きでも寝台を使いたいものだ。

(EOS Kiss Digital X + EF-S 17-55mm F2.8 IS USM)