2006年10月01日
巾着田と常泉寺の彼岸花(2006.9.23-9.24)
彼岸花(ヒガンバナ・曼珠沙華)を見に、2006年9月23日に埼玉県日高市の巾着田、24日に神奈川県大和市の常泉寺を訪れた。
巾着田は彼岸花の日本有数の群落があることで有名であり、05年は34万人がこの時期に訪れたとのことだ。
常泉寺は白い彼岸花が多く咲くことで有名で、彼岸花の関東三大名所と言われている。ただし他の2つは不明だ。
まずは巾着田。03年、04年に続き、今年で3回目になる。最寄り駅は西武池袋線高麗駅で、徒歩10分程度とのことだ。途中で高麗川を渡る必要があり一昨年は歩道がほとんど無い橋を渡り危険だったのだが、今年訪れたときには高麗川を一部埋めた道(砂利道だが)ができていた。
この時期は列車も駅も非常に混雑するので、早く行って早く帰るのがよい。一昨年では改札の外にまで人が溢れていたように記憶している。
巾着田については公式ページが充実しているので、交通手段や駅からの道筋、巾着田の地図、開花状況についてもこのページを見るだけで済んでしまう。
現地に駐車場はある(500円)のだが混雑しているので、電車の利用がよいと思う。パークアンドライドもやっていて臨時バスを走らせているとのことなので、これを利用するのもよいのではないだろうか。
(巾着田・コスモス)
高麗駅を降りると駅前には広場があり、露天などがいくつか出ている。なお今年の巾着田は入るのに料金(200円)が必要になったのだが、この広場でも販売している(現地でも販売している)。一昨年の巾着田は現地で協力金を呼びかけていたのだが、協力金だけでは整備しきれなくなったということだろうか。
この時期、駅からは人が大勢流れていくので、そのあとをついてあるけば迷うことは無い。高麗川沿いに出て、砂利道の橋を渡って巾着田内部へと入る。
この巾着田内部は外とは別世界の田園風景が広がっている。金色の稲穂が揺れ、潅漑用の川が流れ、トンボが飛んでいる。そして向こうにはコスモス畑が見える。このコスモス、一昨年は彼岸花よりも開花が遅かったように思うのだが、今年はいい感じに咲いている。心休まる景色だ。
高麗川と巾着田内部との間には、川沿いに土手(堤防)があり、車も通れる道が走っている。その道の向こうに、曼珠沙華の群生地が広がっている。
このあたりのことは、ガイドマップに詳しい。ガイドマップにある「運動場」には出店が多く出店していて、現地での食べ物には困らない。トイレもこの運動場にある。
肝心の開花状況だが、ページにあるように早咲き〜中間地点はよい具合に見頃で、遅咲き地点もあいあい橋近くは見頃になってた。確かにつぼみもかなり見かけたが、今週くらいが一番の見時かもしれない。
所々に、珍しいと言われる白い彼岸花も見かけた。一昨年よりも多くなっているように感じた。そう簡単に増えるとも思えないので、そのように整備しているのだろう。またおもしろいのは、木の上に咲いている彼岸花が見られたことだ。彼岸花は球根から育つもので、球根が偶然増水で流れて木の穴に入った・・・ というのはあまり考えづらいので、人の手が入っているのかもしれない。
巾着田のヒガンバナは、一面赤い絨毯のように咲きそろい目を奪われるが、それだけでなく木々の間に咲く姿がまた美しい。混んではいるが、行ってみる価値はあると思う。
帰りは、近くのおそば屋さん「そばの里 茂むら」(場所はこのあたり)へ行った。このお店を知った理由はとにかく道すがらに宣伝があったからだ。その甲斐あってなのか、わたしが訪れたのはお昼過ぎだったが待たないと入れないほど混雑していた。
十割蕎麦があったのだが残念ながら完売、二八蕎麦を頼んだ。満足できるおそばだった。
なお途中でボンネットバスのお店で有名らしいカレー屋さん、レストランむささび亭の横を通ったのだが、こちらも混雑していた。
翌日、常泉寺を訪れた。最寄り駅は小田急江ノ島線の高座渋谷駅。歩いて7分だ。なおこの高座渋谷駅周辺は開発が進んでいるようで、恐らく来年は全く違う姿となっていそうだ。
駐車場もあるが、このような場所には電車で行く方がよいと思う。拝観料は300円。
写真を撮る上での注意点は、一脚・三脚が禁止という点だ。なお「禁止」というだけでなく、お寺の入り口で預かってくれる。持って入っては使われてしまう、ということかもしれないが、使えもしない重い三脚を持ち歩くことを考えると親切だ。
この常泉寺、白いヒガンバナで有名で、関東のヒガンバナ三大名所の1つと言われている。が先に書いたように、他の名所がどこか不明だ。挙げるとすれば巾着田は確かだと思うのだが。
群落と言う訳では無いが、有名なだけあってお寺の境内には多くのヒガンバナが咲いている。白いヒガンバナだけでなく、普通の赤いヒガンバナもあちこちに見られる。赤白のコントラストが美しい。
そして、花のお寺と言うだけありこの時期にはヒガンバナだけでなく、萩、ススキ、オミナエシ、フヨウ、ケイトウなども見られる。
境内は比較的広く、散策しながら花々を楽しめる。屋根のある休憩所も用意されていて、休みながらヒガンバナを眺めることもできた。
ところで、常泉寺といえば花だけでなく、河童でも有名だ。とにかくあちこちに河童がいる。花々だけでなく河童たちを見るだけでも、十分に楽しめそうだ。
この時期は列車も駅も非常に混雑するので、早く行って早く帰るのがよい。一昨年では改札の外にまで人が溢れていたように記憶している。
巾着田については公式ページが充実しているので、交通手段や駅からの道筋、巾着田の地図、開花状況についてもこのページを見るだけで済んでしまう。
現地に駐車場はある(500円)のだが混雑しているので、電車の利用がよいと思う。パークアンドライドもやっていて臨時バスを走らせているとのことなので、これを利用するのもよいのではないだろうか。
(巾着田・コスモス)
高麗駅を降りると駅前には広場があり、露天などがいくつか出ている。なお今年の巾着田は入るのに料金(200円)が必要になったのだが、この広場でも販売している(現地でも販売している)。一昨年の巾着田は現地で協力金を呼びかけていたのだが、協力金だけでは整備しきれなくなったということだろうか。
この時期、駅からは人が大勢流れていくので、そのあとをついてあるけば迷うことは無い。高麗川沿いに出て、砂利道の橋を渡って巾着田内部へと入る。
この巾着田内部は外とは別世界の田園風景が広がっている。金色の稲穂が揺れ、潅漑用の川が流れ、トンボが飛んでいる。そして向こうにはコスモス畑が見える。このコスモス、一昨年は彼岸花よりも開花が遅かったように思うのだが、今年はいい感じに咲いている。心休まる景色だ。
高麗川と巾着田内部との間には、川沿いに土手(堤防)があり、車も通れる道が走っている。その道の向こうに、曼珠沙華の群生地が広がっている。
このあたりのことは、ガイドマップに詳しい。ガイドマップにある「運動場」には出店が多く出店していて、現地での食べ物には困らない。トイレもこの運動場にある。
肝心の開花状況だが、ページにあるように早咲き〜中間地点はよい具合に見頃で、遅咲き地点もあいあい橋近くは見頃になってた。確かにつぼみもかなり見かけたが、今週くらいが一番の見時かもしれない。
所々に、珍しいと言われる白い彼岸花も見かけた。一昨年よりも多くなっているように感じた。そう簡単に増えるとも思えないので、そのように整備しているのだろう。またおもしろいのは、木の上に咲いている彼岸花が見られたことだ。彼岸花は球根から育つもので、球根が偶然増水で流れて木の穴に入った・・・ というのはあまり考えづらいので、人の手が入っているのかもしれない。
巾着田のヒガンバナは、一面赤い絨毯のように咲きそろい目を奪われるが、それだけでなく木々の間に咲く姿がまた美しい。混んではいるが、行ってみる価値はあると思う。
帰りは、近くのおそば屋さん「そばの里 茂むら」(場所はこのあたり)へ行った。このお店を知った理由はとにかく道すがらに宣伝があったからだ。その甲斐あってなのか、わたしが訪れたのはお昼過ぎだったが待たないと入れないほど混雑していた。
十割蕎麦があったのだが残念ながら完売、二八蕎麦を頼んだ。満足できるおそばだった。
なお途中でボンネットバスのお店で有名らしいカレー屋さん、レストランむささび亭の横を通ったのだが、こちらも混雑していた。
翌日、常泉寺を訪れた。最寄り駅は小田急江ノ島線の高座渋谷駅。歩いて7分だ。なおこの高座渋谷駅周辺は開発が進んでいるようで、恐らく来年は全く違う姿となっていそうだ。
駐車場もあるが、このような場所には電車で行く方がよいと思う。拝観料は300円。
写真を撮る上での注意点は、一脚・三脚が禁止という点だ。なお「禁止」というだけでなく、お寺の入り口で預かってくれる。持って入っては使われてしまう、ということかもしれないが、使えもしない重い三脚を持ち歩くことを考えると親切だ。
この常泉寺、白いヒガンバナで有名で、関東のヒガンバナ三大名所の1つと言われている。が先に書いたように、他の名所がどこか不明だ。挙げるとすれば巾着田は確かだと思うのだが。
群落と言う訳では無いが、有名なだけあってお寺の境内には多くのヒガンバナが咲いている。白いヒガンバナだけでなく、普通の赤いヒガンバナもあちこちに見られる。赤白のコントラストが美しい。
そして、花のお寺と言うだけありこの時期にはヒガンバナだけでなく、萩、ススキ、オミナエシ、フヨウ、ケイトウなども見られる。
境内は比較的広く、散策しながら花々を楽しめる。屋根のある休憩所も用意されていて、休みながらヒガンバナを眺めることもできた。
ところで、常泉寺といえば花だけでなく、河童でも有名だ。とにかくあちこちに河童がいる。花々だけでなく河童たちを見るだけでも、十分に楽しめそうだ。
Posted by hirakei at 13:57│Comments(0)
│花
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