2006年05月09日
北上展勝地・さくら紀行(5/2)
(北上展勝地の桜)
2006年5月2日、岩手県の北上展勝地を訪れた。もちろん桜を楽しむためだ。今年の展勝地ソメイヨシノは開花が遅れ、5月2日でようやくほぼ満開に近い状態まで咲き進んでいた。
まずはいつものように情報収集だ。今回の目的は桜で、とにかくそのタイミングは難しい。昨年は行き当たりばったりで向かい、北上では見事に失敗した。そこで今回は候補をいくつか選び、その中でもっとも満開に近そうな場所を訪れることにした。
タイミングを測るためには、現在の状態が分かり、かつ開花予想が出ていることが望ましい。
今回情報収集に用いたサイトは、
・北上観光案内Blog
・Woman excite ガルボのお花見2006。
だ。北上観光案内Blogでは北上展勝地の開花情報を1日1回伝えてくれている。情報としては展勝地の桜の写真(たまに文章も)で、その写真もケータイカメラで撮影したものらしく鮮明ではないが、十分に参考になる。さらに昨年の分も残っているため昨年と状況を比較することで自分で開花の予想を立てることができ、便利に使える。
なかなか過去の開花情報を蓄積し公開しているサイトはないが、桜の開花情報を扱っているサイトには是非とも過去の情報も公開して欲しいものだ。
Woman excite ガルボのお花見2006。のページは全国の桜の開花情報を1日2回更新するもので、こちらも情報が速く便利に使える。
次に見ておくべきサイトは、北上観光協会のものだ。こちらでは現地で配布されているチラシが公開されていて、地図や桜の情報が記載されている。印刷しておけば、もし現地でチラシが手には入らなくとも困らない。
交通手段は、今回は新幹線を用いた。北上展勝地は北上駅から歩いてすぐた。
北上駅を降りて川の対岸に北上展勝地が広がっている。その対岸に渡る方法だが、
・渡し船(300円)
・北側の橋(珊瑚橋)
の2つの方法がある。
わたしは、行きに渡し船、帰りに珊瑚橋を使った。
駅を降りて駅前の通りへ出ると、渡し船の乗り場を示す立て看板が出ている。それに従って進み高い堤防を越えると川岸の渡し船乗り場へと着く。
乗り場からは対岸の展勝地が一望できる。去年とは打って変わって対岸は桜色に染まっていた。曇りなのが残念だが、これは期待できる。
早速、渡し船を利用した。なおこの渡し船、帰りは16時までの運行なので注意が必要だ。ライフジャケットを渡されるので、それを着込んで船に乗り込む。あっと言う間に展勝地の桜が近づき、対岸に到着する。なおこの渡し船以外に動いている船を見かけるが、これは展勝地レストハウス近くから出発している遊覧船だ。
渡し船の降り場からは簡易的な板の道ができていて、それを利用して展勝地の桜並木まで出られる。
さて展勝地の桜並木。2列の桜並木が桜のトンネルを成していて、その間に道(ほぼ舗装されていない)が通っている。また川側に並木のやや低いところを併走して舗装された道が通っている。
さすがにみちのく三大桜の1つと言われるだけあり、素晴らしい景色だ。トンネルの中を歩き一面の桜を楽しむのもいいが、他にもいろいろな視点から楽しめるのが北上の展勝地だ。

(トンネルからの景色)
まずは、桜のトンネルから川側を眺めてみる。川の流れ、川岸の木々の新緑、そして桜の対比が美しい。

(桜のトンネルから川を望む)
次に併走する道からの眺めだ。ボリューム一杯の桜を外から眺めるのも、またよいものだ。

(道からの景色)
最後に、時たま出られる、川とは逆側からの眺めだ。若干弧を描いている展勝地は、川とは逆側に弧の内側がある。そのため、川の逆側から見ると連なる桜並木を眺めることができる。

(川の逆側からの景色)
さて、渡し船を使うと展勝地の途中に出てくる。まずは川の逆側から展勝地の桜の連なりを楽しんだあと、展勝地レストハウス近くのSL広場前まで向かうことにした。
SL広場にはSL・C58と黒い雪カキ車が展示されている。その向かいからは遊覧船が発着していた。またこの近くには露天もいくつか出ていたようだ。
とりあえずここで引き返すことにした。行き先は珊瑚橋のたもと。ここから北上川を渡って駅へ向かうことができる。また珊瑚橋の近くからは、北上川を渡って泳ぐ鯉のぼりも見ることができる。
この途中で天気が好転してきた。やはり桜には青空がよく似合う。
このような美しい桜のトンネルの下を歩いていると、これまで計画し開花状況を毎日確認してきた苦労が報われる気分だ。
しばらく歩くと、連なる鯉のぼりの下までやってきた。青空を泳ぐ鯉のぼり、それに桜。しばらく眺めては、写真を撮っていた。

(鯉のぼり)
この近くには児童公園があり、そこには露天がいくつか出ていた。そこで休憩がてら、「ひっつみ」や「たこマヨ」をいただいた。たこマヨはタコ焼きにマヨネーズが入っているようだ。
ところで桜のトンネルを歩いていると、カッポカッポという音とともに馬車に出くわす。これは観光馬車で、この児童公園前から展勝地レストハウス前まで運行されている。片道400円。
北上展勝地では、実に2kmもの距離を桜のトンネルが続く。さすがにみちのく三大桜の1つにふさわしい桜だと、心から思う場所だった。来てよかった。

北上展勝地付近の地図 (クリックするとスクロール地図が表示されます)

(北上展勝地を歩いた経路)
タイミングを測るためには、現在の状態が分かり、かつ開花予想が出ていることが望ましい。
今回情報収集に用いたサイトは、
・北上観光案内Blog
・Woman excite ガルボのお花見2006。
だ。北上観光案内Blogでは北上展勝地の開花情報を1日1回伝えてくれている。情報としては展勝地の桜の写真(たまに文章も)で、その写真もケータイカメラで撮影したものらしく鮮明ではないが、十分に参考になる。さらに昨年の分も残っているため昨年と状況を比較することで自分で開花の予想を立てることができ、便利に使える。
なかなか過去の開花情報を蓄積し公開しているサイトはないが、桜の開花情報を扱っているサイトには是非とも過去の情報も公開して欲しいものだ。
Woman excite ガルボのお花見2006。のページは全国の桜の開花情報を1日2回更新するもので、こちらも情報が速く便利に使える。
次に見ておくべきサイトは、北上観光協会のものだ。こちらでは現地で配布されているチラシが公開されていて、地図や桜の情報が記載されている。印刷しておけば、もし現地でチラシが手には入らなくとも困らない。
交通手段は、今回は新幹線を用いた。北上展勝地は北上駅から歩いてすぐた。
北上駅を降りて川の対岸に北上展勝地が広がっている。その対岸に渡る方法だが、
・渡し船(300円)
・北側の橋(珊瑚橋)
の2つの方法がある。
わたしは、行きに渡し船、帰りに珊瑚橋を使った。
駅を降りて駅前の通りへ出ると、渡し船の乗り場を示す立て看板が出ている。それに従って進み高い堤防を越えると川岸の渡し船乗り場へと着く。
乗り場からは対岸の展勝地が一望できる。去年とは打って変わって対岸は桜色に染まっていた。曇りなのが残念だが、これは期待できる。
早速、渡し船を利用した。なおこの渡し船、帰りは16時までの運行なので注意が必要だ。ライフジャケットを渡されるので、それを着込んで船に乗り込む。あっと言う間に展勝地の桜が近づき、対岸に到着する。なおこの渡し船以外に動いている船を見かけるが、これは展勝地レストハウス近くから出発している遊覧船だ。
渡し船の降り場からは簡易的な板の道ができていて、それを利用して展勝地の桜並木まで出られる。
さて展勝地の桜並木。2列の桜並木が桜のトンネルを成していて、その間に道(ほぼ舗装されていない)が通っている。また川側に並木のやや低いところを併走して舗装された道が通っている。
さすがにみちのく三大桜の1つと言われるだけあり、素晴らしい景色だ。トンネルの中を歩き一面の桜を楽しむのもいいが、他にもいろいろな視点から楽しめるのが北上の展勝地だ。
(トンネルからの景色)
まずは、桜のトンネルから川側を眺めてみる。川の流れ、川岸の木々の新緑、そして桜の対比が美しい。

(桜のトンネルから川を望む)
次に併走する道からの眺めだ。ボリューム一杯の桜を外から眺めるのも、またよいものだ。

(道からの景色)
最後に、時たま出られる、川とは逆側からの眺めだ。若干弧を描いている展勝地は、川とは逆側に弧の内側がある。そのため、川の逆側から見ると連なる桜並木を眺めることができる。

(川の逆側からの景色)
さて、渡し船を使うと展勝地の途中に出てくる。まずは川の逆側から展勝地の桜の連なりを楽しんだあと、展勝地レストハウス近くのSL広場前まで向かうことにした。
SL広場にはSL・C58と黒い雪カキ車が展示されている。その向かいからは遊覧船が発着していた。またこの近くには露天もいくつか出ていたようだ。
とりあえずここで引き返すことにした。行き先は珊瑚橋のたもと。ここから北上川を渡って駅へ向かうことができる。また珊瑚橋の近くからは、北上川を渡って泳ぐ鯉のぼりも見ることができる。
この途中で天気が好転してきた。やはり桜には青空がよく似合う。
このような美しい桜のトンネルの下を歩いていると、これまで計画し開花状況を毎日確認してきた苦労が報われる気分だ。
しばらく歩くと、連なる鯉のぼりの下までやってきた。青空を泳ぐ鯉のぼり、それに桜。しばらく眺めては、写真を撮っていた。
(鯉のぼり)
この近くには児童公園があり、そこには露天がいくつか出ていた。そこで休憩がてら、「ひっつみ」や「たこマヨ」をいただいた。たこマヨはタコ焼きにマヨネーズが入っているようだ。
ところで桜のトンネルを歩いていると、カッポカッポという音とともに馬車に出くわす。これは観光馬車で、この児童公園前から展勝地レストハウス前まで運行されている。片道400円。
北上展勝地では、実に2kmもの距離を桜のトンネルが続く。さすがにみちのく三大桜の1つにふさわしい桜だと、心から思う場所だった。来てよかった。
北上展勝地付近の地図 (クリックするとスクロール地図が表示されます)

(北上展勝地を歩いた経路)
Posted by hirakei at 07:51│Comments(0)
│旅行/東北
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