2006年03月14日
吉野梅郷(2004年3月14日)
(梅の公園)
今年は寒くて開花が遅れているそうだが、そろそろ梅の季節だ。ということで以前訪れた吉野梅郷を紹介したい。
また、吉川英治記念館にも行ってみたので、こちらも簡単にだが紹介したい。
なお、吉野梅郷の紹介ページによると、2006年の見頃は3月中旬頃になりそう、とのことだ。また、お出かけの前には是非青梅観梅モデルコースを歩くもご参照いただきたい。
吉野梅郷は越生梅林の紹介でも説明したように関東屈指の梅園の1つだ。「梅の公園」や「中心地梅林」を中心に梅の見所が点在している。その総数、25000本だそうだ。
最寄り駅はJR日向和田駅。東京からだとJR中央線とJR青梅線を乗り継いで1時間半ほどで到着する。
まずは「梅の公園」へ向かう。るるぶの情報によると、「梅の公園」には4.5ha、1500本の梅が植えてあるそうだ。入場料は梅の期間中200円、それ以外は無料。
日向和田駅からは、「梅の公園」の北口入り口から入ることになる。トイレや売店も整備されていて便利だ。梅の公園案内図をご参照いただきたい。
入園料を払い、置いてあるパンフレットをもらった。このパンフレット、見つけたら必ず手に入れておきたい。公園を歩きそして写真を撮るには欠かせない。
この梅の公園は観梅用に整備したものだそうで、とにかく景色がよい。そのうちの1枚が冒頭の写真で、紅梅・白梅が程よく混じり合って咲きそろい、その色の対比が何とも言えずに美しい。
散策路は山の斜面に沿って整備されている。と言っても山登りをするほどではないので、斜面の上まで登ってまた下に降りてくるまで、一通り楽しみたい。
梅の公園には白梅、紅梅からピンクの梅まで、いろいろな梅が咲いている。遠くから見ても美しいし、近くで見てもまた美しい。
一通り梅の公園を楽しんだら、次は付近の梅を楽しみに行く。梅の公園は比較的若い木が多かったように思うが、吉野梅郷には各所に古木が点在している。その古木を回るのも楽しいだろう。
有名な梅については、吉野梅郷案内図と青梅観梅モデルコースを歩くにおおよそ出ている。わたしはこの中で、
・鎌倉の梅
・中心地梅林
・岩割の梅
・親木の梅
を見に行った。
鎌倉の梅は梅の公園から8分程度歩いたところにある。青梅観梅モデルコースを歩くによると、樹齢400年とのことで見た目にもかなり年季が入っているのが分かる。
(鎌倉の梅)
続いて、中心地梅林へ向かう。比較的広い敷地に白梅が何本も植わっていて、近くに茶店もある。何でもここは、農家の方々の梅園だそうだ。一通り梅を楽しみ、続いて石割の梅へと向かった。
吉野街道(都道45号線)へは出ずに、青梅市の閑静な住宅地を歩いていく。その途中にも梅が何本も植わっていてわたしたちの目を楽しませてくれた。さすがに梅郷というだけのことはある。
さて岩割の梅だが、これがなかなか分かりづらいところにある。なので観梅期には立て札があるのだがそれでも分かりづらい。その理由は民家の庭先にあるからで、正直「ここ入っていいのかな」というような民家の裏庭へ行くような道の先にある。
勇気を持って入ってみると、そこに岩割の梅が咲いていた。何でも「戦の中で芽生えた悲恋物語に由来」しているそうで立て札もあったのだが、残念ながら忘れてしまった。
続いて「親木の梅」へと向かう。親木の梅は「大聖院」というお寺の境内裏手にある。なんでも、この辺り一体の梅郷の親木と言われているそうだ。樹齢、何と700年というからすごい。倒れてしまって復活中らしいが、倒木以前は幹の周りは2mくらいあったそうだ。
ここからは吉野街道へ出て、吉川英治記念館へと向かった。ここは吉川英治旧宅「草思堂」だったところで「新・平家物語」が執筆されたところだという。その邸内に建てられたのが記念館だ。入館料は大人500円。
吉野まで来たのなら、記念館に寄ってみるのもよいと思う。
帰りには、奥多摩橋を通ってJR青梅線二俣尾駅へと向かった。奥多摩橋からは多摩川沿いの美しい眺望が楽しめる。
参考
吉野梅郷・梅の公園 (クリックするとスクロール地図が表示されます)
(梅の公園付近の地図)
(親木の梅・吉川栄治記念館付近の地図)
JR日向和田駅の場所
吉野梅郷「梅の公園」の場所
吉野梅郷「鎌倉の梅」の場所
吉野梅郷「中心地梅林の場所
吉野梅郷「石割の梅」の場所
吉野梅郷「親木の梅」の場所
吉川英治記念館の場所
奥多摩橋の場所
JR二俣尾駅の場所
最寄り駅はJR日向和田駅。東京からだとJR中央線とJR青梅線を乗り継いで1時間半ほどで到着する。
まずは「梅の公園」へ向かう。るるぶの情報によると、「梅の公園」には4.5ha、1500本の梅が植えてあるそうだ。入場料は梅の期間中200円、それ以外は無料。
日向和田駅からは、「梅の公園」の北口入り口から入ることになる。トイレや売店も整備されていて便利だ。梅の公園案内図をご参照いただきたい。
入園料を払い、置いてあるパンフレットをもらった。このパンフレット、見つけたら必ず手に入れておきたい。公園を歩きそして写真を撮るには欠かせない。
この梅の公園は観梅用に整備したものだそうで、とにかく景色がよい。そのうちの1枚が冒頭の写真で、紅梅・白梅が程よく混じり合って咲きそろい、その色の対比が何とも言えずに美しい。
散策路は山の斜面に沿って整備されている。と言っても山登りをするほどではないので、斜面の上まで登ってまた下に降りてくるまで、一通り楽しみたい。
梅の公園には白梅、紅梅からピンクの梅まで、いろいろな梅が咲いている。遠くから見ても美しいし、近くで見てもまた美しい。
一通り梅の公園を楽しんだら、次は付近の梅を楽しみに行く。梅の公園は比較的若い木が多かったように思うが、吉野梅郷には各所に古木が点在している。その古木を回るのも楽しいだろう。
有名な梅については、吉野梅郷案内図と青梅観梅モデルコースを歩くにおおよそ出ている。わたしはこの中で、
・鎌倉の梅
・中心地梅林
・岩割の梅
・親木の梅
を見に行った。
鎌倉の梅は梅の公園から8分程度歩いたところにある。青梅観梅モデルコースを歩くによると、樹齢400年とのことで見た目にもかなり年季が入っているのが分かる。
(鎌倉の梅)
続いて、中心地梅林へ向かう。比較的広い敷地に白梅が何本も植わっていて、近くに茶店もある。何でもここは、農家の方々の梅園だそうだ。一通り梅を楽しみ、続いて石割の梅へと向かった。
吉野街道(都道45号線)へは出ずに、青梅市の閑静な住宅地を歩いていく。その途中にも梅が何本も植わっていてわたしたちの目を楽しませてくれた。さすがに梅郷というだけのことはある。
さて岩割の梅だが、これがなかなか分かりづらいところにある。なので観梅期には立て札があるのだがそれでも分かりづらい。その理由は民家の庭先にあるからで、正直「ここ入っていいのかな」というような民家の裏庭へ行くような道の先にある。
勇気を持って入ってみると、そこに岩割の梅が咲いていた。何でも「戦の中で芽生えた悲恋物語に由来」しているそうで立て札もあったのだが、残念ながら忘れてしまった。
続いて「親木の梅」へと向かう。親木の梅は「大聖院」というお寺の境内裏手にある。なんでも、この辺り一体の梅郷の親木と言われているそうだ。樹齢、何と700年というからすごい。倒れてしまって復活中らしいが、倒木以前は幹の周りは2mくらいあったそうだ。
ここからは吉野街道へ出て、吉川英治記念館へと向かった。ここは吉川英治旧宅「草思堂」だったところで「新・平家物語」が執筆されたところだという。その邸内に建てられたのが記念館だ。入館料は大人500円。
吉野まで来たのなら、記念館に寄ってみるのもよいと思う。
帰りには、奥多摩橋を通ってJR青梅線二俣尾駅へと向かった。奥多摩橋からは多摩川沿いの美しい眺望が楽しめる。
参考
吉野梅郷・梅の公園 (クリックするとスクロール地図が表示されます)
(梅の公園付近の地図)
(親木の梅・吉川栄治記念館付近の地図)
JR日向和田駅の場所
吉野梅郷「梅の公園」の場所
吉野梅郷「鎌倉の梅」の場所
吉野梅郷「中心地梅林の場所
吉野梅郷「石割の梅」の場所
吉野梅郷「親木の梅」の場所
吉川英治記念館の場所
奥多摩橋の場所
JR二俣尾駅の場所
Posted by hirakei at 07:58│Comments(0)
│花
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