2006年03月03日
河津町・河津桜は今が見頃(2/27)
(河津桜のトンネル)
河津町の河津桜は今がちょうど見頃で、ニュースなどにもよく取り上げられるようになった。
ということで、河津桜まつり情報局および河津町観光協会のサイトから最新情報を入手し、2月27日に河津町へと向かった。
美しい河津桜を見て、ちょっと早めの春を十分に楽しむことができた。
最寄り駅は伊豆急行河津駅だ。「特急スーパービュー踊り子号」を使えば、東京からおおよそ2.5時間で到着する。会場は駅からすぐだ。
車の場合は東名沼津I.C.から天城を越えて河津駅へ南下するのだが、途中はかなり混雑する。今回はいろいろ回る予定があったので、時間がかかることを覚悟で車を使用した。
河津へ向かう前に、まずは河津町観光協会内にある「河津桜まつり実行委員会」に掲載されているパンフレット、お花見MAP、交通案内MAPを見ておきたい。これは現地で入手できるパンフレットと同じものだ。お花見MAPには河津桜の見どころが載っていて、交通案内MAPには駐車場案内が載っている。これは欠かせない。
さて、わたしは沼津方面から国道136号・414号で南下し、河津町手前で町道に入り涅槃堂〜河津桜原木のある道を通って、河津駅近くに出た。駐車場を探すのだが、平日にも関わらずどこも満車。今井浜海岸駅のパークアンドライド(駐車場に車を止めて、電車で河津駅へ向かう)を使おうとも思ったが、あたりを巡っているうちにたまたま空いた駐車場があったので、そこを利用することができた。
この時期の河津桜は、見所は2つだ。
・河津桜原木
・河津川沿いの桜並木
この2つは欠かすことができない。ということで、
・河津駅〜河津桜原木〜河津町役場前〜豊泉橋〜河津川沿い桜並木(西側)〜踊り子温泉会館横〜峰小橋〜河津川沿い桜並木(東側)菜の花ロード〜河津駅
と、河津駅〜峰小橋のルートをほぼ一周してみた。6km程度の道のりで短くはないが、十分に河津桜の魅力を楽しむことができたと思う。
なお、豊泉橋から南側の並木道はかなりの人出だったが、北側はそれほどではなかった。
まずは「河津桜原木」だ。これは昭和30年頃に発見されこの場所に植えられた木で、河津桜の原木となった。原木というくらいだから大きく見事で、高さ10m、幅10m、幹周りは115cmとのことだ。
町道の脇に公民館のような建物が建っていて、その道を挟んだ向かいに原木はある。
(河津桜原木)
公民館の駐車スペースから眺めたり写真を撮るのがよさそうだ。ただ撮影はなかなか大変で、まず人が引っ切りなしに訪れ、車の往来も多い。背の高い観光バスが走るともう見えない。さらに電線があるので、きれいに撮るのはなかなか難しい。
原木の美しさを堪能した後は、河津町役場の前を通って、河津川にかかる豊泉橋へ出る。ここから北側を覗くと、河津桜と菜の花を一度に見ることができる。河津桜のパンフレットで見かける景色だ。梅と菜の花、というのはよく見るが、桜と菜の花、はあまり見られる場所は多くないと思うので、見ておきたい。
(河津桜と菜の花)
一度河津川の西岸を河津駅方面に歩いたのだが、ここで戻るのもなんなので、北側の踊り子会館側へ向かった。河津桜まつり情報局によると、こちらも見頃らしい。
途中足湯もあり、疲れた足を休めるにはちょうどよさそうだ。
(河津桜)
しばらくして、温泉施設「踊り子会館」の横に到着する。この踊り子会館の横と、もうしばらく先に行ったところに、河津桜のトンネルがある。それほど長くはないものの、ピンク色の桜のトンネルは一度見ておきたい。
トップに載せた写真が、この桜のトンネルだ。
この先が小峰橋で、河津川沿いの桜並木はここでひとまず終わる。
橋を渡って、今度は逆に河津駅側に戻ることにした。河津川の東岸も、桜並木だ。
少し歩くと左手に駐車場が見える。ここは「涅槃堂」の駐車場で、2時間限定だが無料だ。2時間というのは厳しいが、河津駅から遠いこともあり運がよければ止められるかもしれない。
しばらく、桜並木を楽しみながら駅に向かって歩いていく。人もそれほどいないので、ゆったりと歩くことができた。
ところが豊泉橋から先になると、途端に人が増える。また出店も現れる。おもしろいものだ。
この先に菜の花ロードがある。その名の通り道の左手に菜の花が植えられている。
(菜の花ロード)
この近くの出店で、「さくらそば」と「さくらアイス」をいただいた。ただ「さくらアイス」に関しては、個人的には次に訪れた「南伊豆・みなみの桜と菜の花まつり」で食べたものの方がおいしかったように思う。
この河津桜、夜になるとライトアップをやっている(雨天中止)。18:00〜21:00 だそうだ。夜桜祭りもやっている。残念ながらわたしは移動の都合で見ることができなかったが、次の機会があれば是非とも見てみたい。ライトアップに関する情報は、河津桜まつり実行委員会のサイトを見ていただければと思う。
今回はお昼過ぎから4時間程度、ゆっくりと河津桜を楽しむことができた。残念ながら晴天ではなかったものの、ほぼ満開の河津桜がわたしを迎えてくれた。
河津桜は原木が昭和30年に植えられたくらいなので、桜並木を含めまだ若い木が多い。これから年月が経ってどう育っていくのか、今後も楽しみな河津桜だ。
参考
河津町付近の地図と歩いた道
河津桜原木の地図
河津町・豊泉橋の地図
河津町・小峰橋の地図
車の場合は東名沼津I.C.から天城を越えて河津駅へ南下するのだが、途中はかなり混雑する。今回はいろいろ回る予定があったので、時間がかかることを覚悟で車を使用した。
河津へ向かう前に、まずは河津町観光協会内にある「河津桜まつり実行委員会」に掲載されているパンフレット、お花見MAP、交通案内MAPを見ておきたい。これは現地で入手できるパンフレットと同じものだ。お花見MAPには河津桜の見どころが載っていて、交通案内MAPには駐車場案内が載っている。これは欠かせない。
さて、わたしは沼津方面から国道136号・414号で南下し、河津町手前で町道に入り涅槃堂〜河津桜原木のある道を通って、河津駅近くに出た。駐車場を探すのだが、平日にも関わらずどこも満車。今井浜海岸駅のパークアンドライド(駐車場に車を止めて、電車で河津駅へ向かう)を使おうとも思ったが、あたりを巡っているうちにたまたま空いた駐車場があったので、そこを利用することができた。
この時期の河津桜は、見所は2つだ。
・河津桜原木
・河津川沿いの桜並木
この2つは欠かすことができない。ということで、
・河津駅〜河津桜原木〜河津町役場前〜豊泉橋〜河津川沿い桜並木(西側)〜踊り子温泉会館横〜峰小橋〜河津川沿い桜並木(東側)菜の花ロード〜河津駅
と、河津駅〜峰小橋のルートをほぼ一周してみた。6km程度の道のりで短くはないが、十分に河津桜の魅力を楽しむことができたと思う。
なお、豊泉橋から南側の並木道はかなりの人出だったが、北側はそれほどではなかった。
まずは「河津桜原木」だ。これは昭和30年頃に発見されこの場所に植えられた木で、河津桜の原木となった。原木というくらいだから大きく見事で、高さ10m、幅10m、幹周りは115cmとのことだ。
町道の脇に公民館のような建物が建っていて、その道を挟んだ向かいに原木はある。
(河津桜原木)
公民館の駐車スペースから眺めたり写真を撮るのがよさそうだ。ただ撮影はなかなか大変で、まず人が引っ切りなしに訪れ、車の往来も多い。背の高い観光バスが走るともう見えない。さらに電線があるので、きれいに撮るのはなかなか難しい。
原木の美しさを堪能した後は、河津町役場の前を通って、河津川にかかる豊泉橋へ出る。ここから北側を覗くと、河津桜と菜の花を一度に見ることができる。河津桜のパンフレットで見かける景色だ。梅と菜の花、というのはよく見るが、桜と菜の花、はあまり見られる場所は多くないと思うので、見ておきたい。
(河津桜と菜の花)
一度河津川の西岸を河津駅方面に歩いたのだが、ここで戻るのもなんなので、北側の踊り子会館側へ向かった。河津桜まつり情報局によると、こちらも見頃らしい。
途中足湯もあり、疲れた足を休めるにはちょうどよさそうだ。
(河津桜)
しばらくして、温泉施設「踊り子会館」の横に到着する。この踊り子会館の横と、もうしばらく先に行ったところに、河津桜のトンネルがある。それほど長くはないものの、ピンク色の桜のトンネルは一度見ておきたい。
トップに載せた写真が、この桜のトンネルだ。
この先が小峰橋で、河津川沿いの桜並木はここでひとまず終わる。
橋を渡って、今度は逆に河津駅側に戻ることにした。河津川の東岸も、桜並木だ。
少し歩くと左手に駐車場が見える。ここは「涅槃堂」の駐車場で、2時間限定だが無料だ。2時間というのは厳しいが、河津駅から遠いこともあり運がよければ止められるかもしれない。
しばらく、桜並木を楽しみながら駅に向かって歩いていく。人もそれほどいないので、ゆったりと歩くことができた。
ところが豊泉橋から先になると、途端に人が増える。また出店も現れる。おもしろいものだ。
この先に菜の花ロードがある。その名の通り道の左手に菜の花が植えられている。
(菜の花ロード)
この近くの出店で、「さくらそば」と「さくらアイス」をいただいた。ただ「さくらアイス」に関しては、個人的には次に訪れた「南伊豆・みなみの桜と菜の花まつり」で食べたものの方がおいしかったように思う。
この河津桜、夜になるとライトアップをやっている(雨天中止)。18:00〜21:00 だそうだ。夜桜祭りもやっている。残念ながらわたしは移動の都合で見ることができなかったが、次の機会があれば是非とも見てみたい。ライトアップに関する情報は、河津桜まつり実行委員会のサイトを見ていただければと思う。
今回はお昼過ぎから4時間程度、ゆっくりと河津桜を楽しむことができた。残念ながら晴天ではなかったものの、ほぼ満開の河津桜がわたしを迎えてくれた。
河津桜は原木が昭和30年に植えられたくらいなので、桜並木を含めまだ若い木が多い。これから年月が経ってどう育っていくのか、今後も楽しみな河津桜だ。
参考
河津町付近の地図と歩いた道
河津桜原木の地図
河津町・豊泉橋の地図
河津町・小峰橋の地図
Posted by hirakei at 07:49│Comments(0)
│花
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