2005年05月16日
リゾートしらかみ号乗車(5/3)
(五能線沿線の棚田)
弘前発14:33のリゾートしらかみ2号に乗車した。秋田着は19:00だ。
リゾートしらかみは景色の美しいローカル線として有名な五能線を走る観光列車だ。緑色のブナ(木無)編成、白と青の青池編成との2つの編成を用いて運行されている。わたしの乗る2号は青池編成だ。
乗ってみて分かったのだが、ただ乗っているだけではつまらない。うまく時間を組んで、どこかで途中下車をして楽しむのがよいと思う。

(リゾートしらかみ)
この車両は美しい景色を堪能してもらうために窓が大きく作られており、またグループでの旅行に最適なボックス席も設けられている。ボックス席は海側にしか作られておらず、とても余裕のもった作りとなっていて広い。さらにボックス席はフラットにすることもでき、便利に使うことができる。なおこのボックス席、車両の両端のものは若干他と比べて狭いようだ。せっかくなので、それ以外の広い席を利用したい。
今回わたしはボックス席を利用したが、若い夫婦と同席となり、ちょっとリラックスできなかった。日本海のボックス席での話ではないが、相席の方と打ち解ければそれはそれで楽しい旅ができるのだと思う。
さて、列車は弘前を出発し、まずは内陸部を進んでいく。なんだ海が見えない、とがっかりしてはいけない。車窓にはりんご畑が広がり、開花の時期に行けばとても美しいと予想される。またしばらくは岩木山もその姿を見せてくれる。
鰺ヶ沢駅あたりから列車は日本海沿いに出る。若干内陸に入ることもあるが、八森駅あたりまではしばらく海沿いを走る。途中の千畳敷駅からあきた白神駅あたりまでは、パンフレットによると時期によっては日本海に沈む夕日が見られるらしい。ただ5月頭では日没は18:30くらいで、残念ながら夕日スポットで見ることはできなかった。
この海沿いになる鰺ヶ沢駅では、津軽弁「語り部」体験や津軽三味線の生演奏が行われていたが、わたしが利用した車両とは別の車両で行われていたため、残念ながら聞かなかった(もちろん、車両を移動して聞いても構わないのだが、動くのが面倒だった)。
発車してしばらくし、荷物も置き人心地着いたので、車内をしばらく歩いてみた。ボックス席もよいが、普通車指定席も両側の窓は大きくとても景色がよい。グループでボックスを埋められないのであれば、普通車指定席を使うのもいいと思う。
車内を歩いていると「晩酌セット」なるものの黄色い予約券が置いてあるのを見つけた。よく分からないがとにかくお酒が飲めるものには違いない。2号の場合、鰺ヶ沢駅に到着するまでに記入して車掌さんに渡さないといけないらしく、記載して検札に来た車掌さんに渡した。届くのはあきた白神駅で、代金1000円はそのときに支払うとのことだ。
その鰺ヶ沢駅の頃から海が見えてくる。海はいい。これから2時間ほど海沿いを走ることになる。
ただあまりに海沿いを走るので海が荒れると運休することも多く、去年利用しようとして運休になったとき、弘前の方に「無能線」などというありがたくないあだ名をつけられていたことを思い出した。
単に海沿いを走ると言っても、海辺はいろいろな表情をわたしたちに見せてくれる。
一番印象的だったのは、海ぎりぎりにまで作られた棚田だ。正直こんな日本海の側で稲を育てられる、そして育てているんだな、と何となく感慨にふけってしまった。
時節目に入る特に美しい景色に目を奪われている内に、列車は一大観光地のウェスパ椿山を経由し、あきた白神駅へとやってきた。
ここで「晩酌セット」が手元へとやってくる。実はこの晩酌セット、届くまで気づかなかったのだが(パンフレットにはちゃんと書いてあるが)、あきた白神駅近くの「ハタハタ館」で作っているのだ。秋田名物のハタハタはじめ、地元の食材を生かしたお弁当で、ついてくるワンカップ地酒で楽しむにはもってこいだと思う。
八郎潟の出発が18:34。この頃には日は暮れ、その30分後秋田駅に到着した。
ちょっと物足りなかった、というのが正直なところだ。ただ乗っているだけ、ではあまりおもしろくない。次の機会にはどこかの駅で下車して、あたりを歩いてみたいものだ。
東京行きのこまちに乗り換える場合は5分乗り換えでかなり慌ただしいのだが、わたしが利用するこまちはその次で30分後だ。ゆったりと移動し、そしてこまちに乗って北上へと向かった。
北上と言えば「北上わっかビール」だ。ホテルにチェックインしてから「焼肉・冷麺ヤマト北上わっか園店」で北上わっかビール(ピルスナー)と盛岡冷麺をいただいた。
(リゾートしらかみ)
この車両は美しい景色を堪能してもらうために窓が大きく作られており、またグループでの旅行に最適なボックス席も設けられている。ボックス席は海側にしか作られておらず、とても余裕のもった作りとなっていて広い。さらにボックス席はフラットにすることもでき、便利に使うことができる。なおこのボックス席、車両の両端のものは若干他と比べて狭いようだ。せっかくなので、それ以外の広い席を利用したい。
今回わたしはボックス席を利用したが、若い夫婦と同席となり、ちょっとリラックスできなかった。日本海のボックス席での話ではないが、相席の方と打ち解ければそれはそれで楽しい旅ができるのだと思う。
さて、列車は弘前を出発し、まずは内陸部を進んでいく。なんだ海が見えない、とがっかりしてはいけない。車窓にはりんご畑が広がり、開花の時期に行けばとても美しいと予想される。またしばらくは岩木山もその姿を見せてくれる。
鰺ヶ沢駅あたりから列車は日本海沿いに出る。若干内陸に入ることもあるが、八森駅あたりまではしばらく海沿いを走る。途中の千畳敷駅からあきた白神駅あたりまでは、パンフレットによると時期によっては日本海に沈む夕日が見られるらしい。ただ5月頭では日没は18:30くらいで、残念ながら夕日スポットで見ることはできなかった。
この海沿いになる鰺ヶ沢駅では、津軽弁「語り部」体験や津軽三味線の生演奏が行われていたが、わたしが利用した車両とは別の車両で行われていたため、残念ながら聞かなかった(もちろん、車両を移動して聞いても構わないのだが、動くのが面倒だった)。
発車してしばらくし、荷物も置き人心地着いたので、車内をしばらく歩いてみた。ボックス席もよいが、普通車指定席も両側の窓は大きくとても景色がよい。グループでボックスを埋められないのであれば、普通車指定席を使うのもいいと思う。
車内を歩いていると「晩酌セット」なるものの黄色い予約券が置いてあるのを見つけた。よく分からないがとにかくお酒が飲めるものには違いない。2号の場合、鰺ヶ沢駅に到着するまでに記入して車掌さんに渡さないといけないらしく、記載して検札に来た車掌さんに渡した。届くのはあきた白神駅で、代金1000円はそのときに支払うとのことだ。
その鰺ヶ沢駅の頃から海が見えてくる。海はいい。これから2時間ほど海沿いを走ることになる。
ただあまりに海沿いを走るので海が荒れると運休することも多く、去年利用しようとして運休になったとき、弘前の方に「無能線」などというありがたくないあだ名をつけられていたことを思い出した。
単に海沿いを走ると言っても、海辺はいろいろな表情をわたしたちに見せてくれる。
一番印象的だったのは、海ぎりぎりにまで作られた棚田だ。正直こんな日本海の側で稲を育てられる、そして育てているんだな、と何となく感慨にふけってしまった。
時節目に入る特に美しい景色に目を奪われている内に、列車は一大観光地のウェスパ椿山を経由し、あきた白神駅へとやってきた。
ここで「晩酌セット」が手元へとやってくる。実はこの晩酌セット、届くまで気づかなかったのだが(パンフレットにはちゃんと書いてあるが)、あきた白神駅近くの「ハタハタ館」で作っているのだ。秋田名物のハタハタはじめ、地元の食材を生かしたお弁当で、ついてくるワンカップ地酒で楽しむにはもってこいだと思う。
八郎潟の出発が18:34。この頃には日は暮れ、その30分後秋田駅に到着した。
ちょっと物足りなかった、というのが正直なところだ。ただ乗っているだけ、ではあまりおもしろくない。次の機会にはどこかの駅で下車して、あたりを歩いてみたいものだ。
東京行きのこまちに乗り換える場合は5分乗り換えでかなり慌ただしいのだが、わたしが利用するこまちはその次で30分後だ。ゆったりと移動し、そしてこまちに乗って北上へと向かった。
北上と言えば「北上わっかビール」だ。ホテルにチェックインしてから「焼肉・冷麺ヤマト北上わっか園店」で北上わっかビール(ピルスナー)と盛岡冷麺をいただいた。
Posted by hirakei at 08:53│Comments(2)
│旅行/東北
この記事へのコメント
先週、秋田と青森へ旅行へ行ってきました。あいにく、リゾートしらかみに乗った日は雨だったので残念でしたが、窓側の席が取れたのでなかなか楽しめました。
Posted by mimiq at 2005年06月17日 11:00
今頃になってすみません・・・
窓側の席が取れ楽しめたということでよかったですね。
わたしはここにも書いたようにボックス席で、個室に知らない人と一緒にいるような感覚でリラックスして楽しむことはできませんでした。天気はよかったのですが・・・
次回はもう少し楽しめる工夫をしてみたいです。普通の席の窓際がいいでしょうか。
書き込みありがとうございました。
窓側の席が取れ楽しめたということでよかったですね。
わたしはここにも書いたようにボックス席で、個室に知らない人と一緒にいるような感覚でリラックスして楽しむことはできませんでした。天気はよかったのですが・・・
次回はもう少し楽しめる工夫をしてみたいです。普通の席の窓際がいいでしょうか。
書き込みありがとうございました。
Posted by hirakei at 2005年08月14日 10:57
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