2005年02月09日
空気清浄機購入メモ(4/5)
空気清浄機(Sharp FU-R51CH)を購入した。前回に引き続き、その購入に際して検討した内容などを書いてみたいと思う。
今回は、Sharp FU-R51CH とダイキン MC706 との比較結果だ。
今回は、Sharp FU-R51CH とダイキン MC706 との比較結果だ。
まずは、並べて表にしてみたい。
こう見ると、MC706 の最大風量時の性能がとても高いことが分かる。空気清浄機の最大性能は最大風量に代表されるので、その点で MC706 はとても優れている。また最小風量時も問題無い仕様であり、全体的に見てバランスがとてもよい。
FU-R51CH は最小風量時の性能がとても高いことが分かる。花粉の季節は夜も動かしておくことが考えられるが、そのときに自動運転をさせておくと最小風量となることが多い。最小風量で運転して花粉減少に意味があるかは別にして、夜も電力を食わずに静音運転ができるというのはメリットだと思う。
ただ、MC706 は空気清浄機の基本性能であるフィルタ能力がよく分からない。多くの空気清浄機は HEPA フィルタで 99.97% の捕捉能力があるのに対し、MC706 ではその旨の記述がなく、フィルタ自身の性能は不明だ。JEM1467 の規格で比較したい。
付加機能についてだが、MC706 はホルムアルデヒドの除去機能がある。部屋の広さが6畳程度で最大風量で動作させた試験では、確かに十分機能しているように見える程度の能力がある。実際の使用条件でどこまで効果があるかは分からないが、無いよりはマシなのだと思う。
他にも臭い・細菌・カビ菌・ダニ・花粉にも効果がある。
また、マイナスイオンの放出機能がある。このマイナスイオンがどの程度健康にいいのかはよく分からない点があるのだが。
FU-R51CH では、このイオン(プラス、マイナス)をより有効利用しているところに特徴がある。吸い込んだ空気をフィルタで濾過するだけではなく、空中に放出したイオンを用いて、ダニ・花粉・カビ菌・ウイルスを攻撃するというのだ。これに気化ミスト(蒸気のようなものだろう)を組み合わせて、さらに効果を上げられるらしい。これも、無いよりはマシといった程度なのだとは思うが。このイオンの機能は部屋が汚れていない場合にはマイナスイオンの割合を上げるように動くらしい。
他にも、MC706 と同様、臭い・雑菌も取ることができる。
また、気化ミストの機能により、効果は小さいが加湿機能もある。これは6畳の部屋などに使う小型加湿器程度の能力となる。
ただし、空気清浄機でイオンを発生させると、多くの場合でオゾンが生まれる(イオン生成のために放電を起こすのだが、そのときに同時にオゾンができる)。オゾン自体、またオゾン分解の過程でできる活性酸素がその強い酸化力のために体に悪いと言われている。このオゾンの濃度はメーカの説明では基準を下回るために問題無いと言われている。とは言うものの空気清浄機に顔を近づけるなどはやめた方がいいだろう。
また FU-R51CH におけるイオン自体だが、メーカの説明では「自然界にあるイオンと同一の組成・構造である」「人体に付着した場合は人体の静電気により中和してしまう」ことから、人体には無害であるとしている。
なおこのイオン発生機能は、少なくとも FU-R51CH ではオフにすることができる。(MC706 は購入していないので不明)
わたしは、最小風量時の運転音と消費電力の小ささから、FU-R51CH を選んだ。
機種 | 畳数 | 最大風速 | 最大音量 | 最大電力 | 最小風速 | 最小音量 | 最小電力 | 付加機能 |
FU-R51CH | 24 | 5.1 | 46 | 35 | 0.7 | 14 | 3.3 | 臭い/アレルゲン/ウイルス/カビ/雑菌対策・イオン/湿度コントロール |
MC706 | 29 | 7.0 | 44 | 36.5 | 1.0 | 16 | 6.0 | 臭い/アレルゲン/ホルムアルデヒド/ウイルス/カビ/細菌対策・マイナスイオン |
こう見ると、MC706 の最大風量時の性能がとても高いことが分かる。空気清浄機の最大性能は最大風量に代表されるので、その点で MC706 はとても優れている。また最小風量時も問題無い仕様であり、全体的に見てバランスがとてもよい。
FU-R51CH は最小風量時の性能がとても高いことが分かる。花粉の季節は夜も動かしておくことが考えられるが、そのときに自動運転をさせておくと最小風量となることが多い。最小風量で運転して花粉減少に意味があるかは別にして、夜も電力を食わずに静音運転ができるというのはメリットだと思う。
ただ、MC706 は空気清浄機の基本性能であるフィルタ能力がよく分からない。多くの空気清浄機は HEPA フィルタで 99.97% の捕捉能力があるのに対し、MC706 ではその旨の記述がなく、フィルタ自身の性能は不明だ。JEM1467 の規格で比較したい。
付加機能についてだが、MC706 はホルムアルデヒドの除去機能がある。部屋の広さが6畳程度で最大風量で動作させた試験では、確かに十分機能しているように見える程度の能力がある。実際の使用条件でどこまで効果があるかは分からないが、無いよりはマシなのだと思う。
他にも臭い・細菌・カビ菌・ダニ・花粉にも効果がある。
また、マイナスイオンの放出機能がある。このマイナスイオンがどの程度健康にいいのかはよく分からない点があるのだが。
FU-R51CH では、このイオン(プラス、マイナス)をより有効利用しているところに特徴がある。吸い込んだ空気をフィルタで濾過するだけではなく、空中に放出したイオンを用いて、ダニ・花粉・カビ菌・ウイルスを攻撃するというのだ。これに気化ミスト(蒸気のようなものだろう)を組み合わせて、さらに効果を上げられるらしい。これも、無いよりはマシといった程度なのだとは思うが。このイオンの機能は部屋が汚れていない場合にはマイナスイオンの割合を上げるように動くらしい。
他にも、MC706 と同様、臭い・雑菌も取ることができる。
また、気化ミストの機能により、効果は小さいが加湿機能もある。これは6畳の部屋などに使う小型加湿器程度の能力となる。
ただし、空気清浄機でイオンを発生させると、多くの場合でオゾンが生まれる(イオン生成のために放電を起こすのだが、そのときに同時にオゾンができる)。オゾン自体、またオゾン分解の過程でできる活性酸素がその強い酸化力のために体に悪いと言われている。このオゾンの濃度はメーカの説明では基準を下回るために問題無いと言われている。とは言うものの空気清浄機に顔を近づけるなどはやめた方がいいだろう。
また FU-R51CH におけるイオン自体だが、メーカの説明では「自然界にあるイオンと同一の組成・構造である」「人体に付着した場合は人体の静電気により中和してしまう」ことから、人体には無害であるとしている。
なおこのイオン発生機能は、少なくとも FU-R51CH ではオフにすることができる。(MC706 は購入していないので不明)
わたしは、最小風量時の運転音と消費電力の小ささから、FU-R51CH を選んだ。
Posted by hirakei at 08:38│Comments(0)
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