2004年11月28日
鳩ノ巣渓谷紅葉紀行(11/23)
東京駅から鳩ノ巣駅まで、電車でおよそ2時間弱。東京の奥座敷奥多摩は、そこが東京とは思えないような自然に囲まれている。
青梅駅を出たあたりから自然は深まっていき、すぐ近くを流れる多摩川とそれに伴う渓谷の自然が目の前に広がる。本当に、そこが東京とは思えないくらいだ。
さて、奥多摩にはいろいろと見所がある。どんなところがあるのか、という点で参考になるのは、奥多摩観光協会が紹介しているハイキングコースだ。これによると、白丸駅〜鳩ノ巣駅〜古里駅、奥多摩駅〜奧多摩湖、奥多摩駅周辺、などが挙げられている。
今回は紅葉を見るということで、鳩ノ巣渓谷を中心に据えることにした。ただ数日前のハイキングでちょっと膝を悪くしてしまったので、元気に歩くことはできない。そこで妥協して、鳩ノ巣渓谷のビュースポット、鳩の巣小橋および雲仙橋を中心に歩くことにした。
鳩ノ巣駅を降りたところには食堂はあるのだが、これといったパンフレットは置いていない。ただ「">鳩の巣散策まっぷ」というものがあるので、これを撮影した。最近はこのように駅前に出ている観光用地図を撮影している人をよく見かけるが、こういうときにデジカメは便利だ。
この地図はかなりデフォルメしてあり距離感が分からないが、鳩ノ巣駅から鳩の巣小橋までは10分もあれば着いてしまう。雲仙橋も似たようなもので、とても近い。
まずは、鳩の巣小橋に向かってみることにした。
駅を出ると右手にトンネルが見えるのだが、散策まっぷにあるようにその手前にある左の道を進んでいく。このとき左手に「木古里」という喫茶店がある。ここは帰りに寄った。この近くでは水の流れる音が聞こえる。滝があるらしい。
しばらくいくと下りになる。進むと公衆トイレと駐車場があり、そのまま道なりに下っていくともうそこは鳩の巣小橋だ。なお駐車場近くの紅葉はなかなかに美しい。
(鳩ノ巣渓谷の紅葉)
鳩の巣小橋から鳩ノ巣渓谷を眺める。美しい景色だ。ただ吊り橋なので揺れるため、写真はなかなか撮りづらい。
(鳩ノ巣渓谷)
なお、鳩の巣小橋を渡って遊歩道を進むと、渓谷の下に出られる。ここからは橋を見上げることができる。
(鳩の巣小橋)
次は雲仙橋に向かうことにしていたので、先の遊歩道には行かずに橋を戻り、渓谷沿いを雲仙橋に向かって進んだ。なお橋のたもとにはギャラリーぽっぽというお店が出ていて、シチューを路のすぐ脇で作っている。丸ごと野菜を鍋でコトコト煮ているのだ。そのいい香りの誘惑を断ち切るのは、なかなか大変だった。しかし、その誘惑に負けてもよかったかもしれない。
しばらくは紅葉を見ながら、先をすすんだ。ただ残念なことに、晴れなのに近くの山々で日が遮られている。到着したのが午後だったのがいけなかったようだ。鳩ノ巣渓谷を訪れるときには、日が射し込みそうな午前中から見て回るのがよさそうだ。
左手にお店が見える。これは一心亭というソバ屋だ。ここも、あとで利用することにした。
またその一心亭の脇には小さな滝がある。水神の滝という。滝と近くの紅葉を撮影して、先へ進んだ。
しばらく進むと、上に雲仙橋が見えた。
(雲仙橋)
ここで川沿いから分かれて駅側に上がり、雲仙橋から鳩ノ巣渓谷を眺めた。鳩の巣小橋からの景色に負けず劣らず、いい眺めだ。
ただし、この橋は車が通る。1台がようやく通れるくらいの幅しかないので、車が来たときには避けないとぶつかってしまう。
どうも、観光客の車が多いように見えた。ここを渡るくらいなら、隣の鳩の巣大橋を渡ってくれればいいのに、と思ってしまう。
(雲仙橋から見た鳩の巣渓谷)
さて、次は食事だ。一心亭まで戻ってお蕎麦をいただいた。普通のもりソバだが、ここの冷やしソバはそれほど量が多くないのに大盛りはない。ということで、2人で3つ頼むことにした。
この他に、鱒の塩焼きをいただいた。これはほどよい焼き加減でふっくらとしていて、とてもおいしかった。
お蕎麦を楽しんだあとは、最初に見た「木古里」という喫茶店へ向かった。その店の脇に階段があり、双竜の滝を経て一心亭へ、とあった。ここを通ったときに聞こえる水の音は、この滝のものらしい。階段を降りていき、踊り場のような場所の左手に、滝が現れた。下の写真で比べると双竜の滝は小さく見えるが、落差は15mくらいあるそうだ。水神の滝は6-7mくらいらしい。
(水神の滝と双竜の滝)
「木古里」でおいしいホットコーヒーとケーキをいただき、この日の紅葉めぐりは終わりとなった。
東京から近くこれほどの自然がある奥多摩はとても魅力が多い。今まで手前の御岳山しか行ったことがなかったが、また奥多摩も訪れたい。
最後に、参考になりそうなリンクを紹介する。
おくたま〜にゃ!と二輪狂の集い
奥多摩好きな方の個人ページで、いろいろと紹介してあり、参考になると思う。
青梅駅を出たあたりから自然は深まっていき、すぐ近くを流れる多摩川とそれに伴う渓谷の自然が目の前に広がる。本当に、そこが東京とは思えないくらいだ。
さて、奥多摩にはいろいろと見所がある。どんなところがあるのか、という点で参考になるのは、奥多摩観光協会が紹介しているハイキングコースだ。これによると、白丸駅〜鳩ノ巣駅〜古里駅、奥多摩駅〜奧多摩湖、奥多摩駅周辺、などが挙げられている。
今回は紅葉を見るということで、鳩ノ巣渓谷を中心に据えることにした。ただ数日前のハイキングでちょっと膝を悪くしてしまったので、元気に歩くことはできない。そこで妥協して、鳩ノ巣渓谷のビュースポット、鳩の巣小橋および雲仙橋を中心に歩くことにした。
鳩ノ巣駅を降りたところには食堂はあるのだが、これといったパンフレットは置いていない。ただ「">鳩の巣散策まっぷ」というものがあるので、これを撮影した。最近はこのように駅前に出ている観光用地図を撮影している人をよく見かけるが、こういうときにデジカメは便利だ。
この地図はかなりデフォルメしてあり距離感が分からないが、鳩ノ巣駅から鳩の巣小橋までは10分もあれば着いてしまう。雲仙橋も似たようなもので、とても近い。
まずは、鳩の巣小橋に向かってみることにした。
駅を出ると右手にトンネルが見えるのだが、散策まっぷにあるようにその手前にある左の道を進んでいく。このとき左手に「木古里」という喫茶店がある。ここは帰りに寄った。この近くでは水の流れる音が聞こえる。滝があるらしい。
しばらくいくと下りになる。進むと公衆トイレと駐車場があり、そのまま道なりに下っていくともうそこは鳩の巣小橋だ。なお駐車場近くの紅葉はなかなかに美しい。
(鳩ノ巣渓谷の紅葉)
鳩の巣小橋から鳩ノ巣渓谷を眺める。美しい景色だ。ただ吊り橋なので揺れるため、写真はなかなか撮りづらい。
(鳩ノ巣渓谷)
なお、鳩の巣小橋を渡って遊歩道を進むと、渓谷の下に出られる。ここからは橋を見上げることができる。
(鳩の巣小橋)
次は雲仙橋に向かうことにしていたので、先の遊歩道には行かずに橋を戻り、渓谷沿いを雲仙橋に向かって進んだ。なお橋のたもとにはギャラリーぽっぽというお店が出ていて、シチューを路のすぐ脇で作っている。丸ごと野菜を鍋でコトコト煮ているのだ。そのいい香りの誘惑を断ち切るのは、なかなか大変だった。しかし、その誘惑に負けてもよかったかもしれない。
しばらくは紅葉を見ながら、先をすすんだ。ただ残念なことに、晴れなのに近くの山々で日が遮られている。到着したのが午後だったのがいけなかったようだ。鳩ノ巣渓谷を訪れるときには、日が射し込みそうな午前中から見て回るのがよさそうだ。
左手にお店が見える。これは一心亭というソバ屋だ。ここも、あとで利用することにした。
またその一心亭の脇には小さな滝がある。水神の滝という。滝と近くの紅葉を撮影して、先へ進んだ。
しばらく進むと、上に雲仙橋が見えた。
(雲仙橋)
ここで川沿いから分かれて駅側に上がり、雲仙橋から鳩ノ巣渓谷を眺めた。鳩の巣小橋からの景色に負けず劣らず、いい眺めだ。
ただし、この橋は車が通る。1台がようやく通れるくらいの幅しかないので、車が来たときには避けないとぶつかってしまう。
どうも、観光客の車が多いように見えた。ここを渡るくらいなら、隣の鳩の巣大橋を渡ってくれればいいのに、と思ってしまう。
(雲仙橋から見た鳩の巣渓谷)
さて、次は食事だ。一心亭まで戻ってお蕎麦をいただいた。普通のもりソバだが、ここの冷やしソバはそれほど量が多くないのに大盛りはない。ということで、2人で3つ頼むことにした。
この他に、鱒の塩焼きをいただいた。これはほどよい焼き加減でふっくらとしていて、とてもおいしかった。
お蕎麦を楽しんだあとは、最初に見た「木古里」という喫茶店へ向かった。その店の脇に階段があり、双竜の滝を経て一心亭へ、とあった。ここを通ったときに聞こえる水の音は、この滝のものらしい。階段を降りていき、踊り場のような場所の左手に、滝が現れた。下の写真で比べると双竜の滝は小さく見えるが、落差は15mくらいあるそうだ。水神の滝は6-7mくらいらしい。
(水神の滝と双竜の滝)
「木古里」でおいしいホットコーヒーとケーキをいただき、この日の紅葉めぐりは終わりとなった。
東京から近くこれほどの自然がある奥多摩はとても魅力が多い。今まで手前の御岳山しか行ったことがなかったが、また奥多摩も訪れたい。
最後に、参考になりそうなリンクを紹介する。
おくたま〜にゃ!と二輪狂の集い
奥多摩好きな方の個人ページで、いろいろと紹介してあり、参考になると思う。
Posted by hirakei at 08:04│Comments(0)
│旅行/関東
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