ひらけいメモBlog

2004年8月28日と29日、ＳＬレトロ奥利根号を利用した。

　8月28日と29日の両日、上越線にＳＬ(D51：デゴイチ)が走ると聞いて、利用することにした。28日はもっぱら撮影し、29日は途中の上牧駅から乗ってみた。

　28日は、まずは8:39出発の上野発快速列車で高崎駅へ向かい、高崎駅で水上行の普通列車に乗り換えた。

　上牧駅で一旦降り、少し水上側にある踏み切りでまずは撮影した。ここは撮影名所の１つらしく、5-6名の撮影者が陣取っていた。直線で見通しがよく、また駅を出発するときの音や煙がいいようだ。


(上牧駅から)

　再び上牧駅に戻って上越線に乗り、これで水上着は12:10だ。ＳＬは水上駅で方向を変えるのでその場面を見られるかと思ったが、残念ながら間に合わなかった。ＳＬは水上に着いてからすぐに方向を変えるらしい。


(水上駅での整備の様子)

　水上駅近くで食事をし、今度は上りの普通列車で後閑駅へと向かった。
　後閑駅に特に理由があった訳ではないのだが、どこかいい場所がないだろうか、と降りてみたのだった。
　しばらく水上側に歩くと水田を前景に、せり出した丘を背景に、そしてその丘の中腹をＳＬが走るようなところがあった。またしばらく歩くといい具合のカーブがあった。数名で行っていたこともあり、分かれて待ち構えた。カーブの方はわたしの他に２名が撮影していた。

　また、撮影したあとに普通列車に乗りＳＬを追いかけて、八木原駅で待ち構えて撮影してみた。ちなみに八木原駅前には喫茶店などはないので、時間を過ごすのは苦労する。


　翌朝は用事があったのでそれが終わってから向かい、水上駅の次の上牧駅からＳＬ牽引の車両に乗った。
　レトロ奥利根、というくらいで、とても古い車両を使っている。なんでも昭和初期、ちょうどＳＬが作られた頃の客車も混じっていて、つまりはＳＬが現役であった頃の組み合わせらしい。
　確かに古い車両ではあったが、わざわざイベントに使うだけあって、その古さがなんともよかった。たまにはこういうのもおもしろい。


(レトロ車両の中)

　ＳＬには何とも言えない迫力がある。機会があれば乗ってみてはいかがだろうか。