2004年07月25日
サロベツ原野・草原紀行(7/2)
サロベツ原野と利尻富士
今回は、7/2に訪れたサロベツ原野についてだ。残念ながら時期が遅すぎサロベツ原野は緑の草原だったが、稚咲内やサロベツ原野からは美しい利尻富士を見ることができた。
この日はスーパー宗谷2号で稚内から豊富へ向かった。ちなみに稚内は日本最北端の駅で、来たときには気づかなかったが、駅前にはそんな表示があった。線路にも最北端の線路、という表示がある。また、鹿児島から3092.3キロという表示も構内にあって、なかなかおもしろい。
豊富へ向かう途中では、右手に利尻富士がよく見えた。利尻のバスガイドさんいわくの1ヶ月に5日しか見えない、うちの2日が体験できた訳だ。利尻島では天候に恵まれなかったものの、全体で見れば恵まれていたのかもしれない。
7:37に稚内を出て、豊富に着いたのは8:16だ。
今日の計画は、
・路線バスでサロベツ原野へ
・サロベツ原生花園のお花畑を観光
・午後路線バスで豊富駅へ
・函館へ
である。まずは駅でコインロッカーを探したのだが、構内に無い。実は向かいに建っているタクシー会社にコインロッカーがあるのだが、それに気づかず重い荷物を持って動き回ることになってしまった。
ということで仕方なく荷物を持って路線バスに乗り込んだ。沿岸バスの路線バスだ。なお1日に3往復しかないので、事前に確認しておく必要がある。この日の運行時刻は以下の通りである。
【夏期間(6/1〜9/30)】
バスの運転手さんが言うには、ちょっと高くなるが稚咲内第2まで行って海岸を見て、1便の戻りのバスで原生花園に行くテもあるよ、ということだった。なかなかにいいアイデアだ。稚咲内に何があるのかは知らないが、とりあえずその案も考えてみることにした。
(ところで、稚咲内は、わっかさかない、と読むらしい)

(上から、特急車内からの利尻富士・稚咲内からの利尻富士・レストハウスサロベツのあげいもといももち・原生花園のヒメカイウ[指摘により訂正]とモウセンゴケ)
そうこうしているうちに、バスは原生花園へとやってきた。
が、お花畑は無い。緑の草原が広がっているだけだった。
よくよく考えてみると、利尻も礼文もそうだった。ここのお花畑のハイライトはエゾカンゾウなのだ。そしてエゾカンゾウの時期はもう終わっていた。そうなればお花畑が草原になるのは、道理だ。
さすがにがっかりした。バスの運転手さんが、降りないのかい、と聞いてきたが、さすがにこの草原に降りて5時間程度の時間を過ごす自信はない。ここは降りずに稚咲内まで行く案を採ることにした。
しばらくするとバスは稚咲内に到着する。そこには草原が広がり若干だがハマナスの花が咲いていて、そして美しい利尻富士が見えた。それはそれで、なかなかに美しい景色だ。
美しい景色とくれば、早速写真撮影だ。しかしそこで、バスの運転手さんの声が聞こえる。「観光バスじゃなくて路線バスなんだから、待ってあげないよ」
そりゃそうだ。しかしこのバスで戻ると原生花園には9時に着く。それから次のバスまで、4時間30分もある。さすがに、まだ早すぎる。
わたしたちは結局、この1便で戻ることを見送り、この付近を観光したのち歩いて原生花園へと向かうことにした。
この稚咲内だが、観光施設としては何もない。ドライブインのような建物(ハウス砂丘林)があったが、この日は営業していなかった。ただ隣にトイレはあり、これは自動ドアもあったりしてなかなかに立派だ。
さて、利尻富士を眺めるポイントは、
・稚咲内園地
・ハウス砂丘話から入った砂丘の上
・その砂丘から降りた海岸
が考えられる。
まずは稚咲内園地だ。国道からみて建物の右側に木道の遊歩道が整備されていて、草原の奥まで入れるようになっている。
恐らくここは、時期がよければエゾスカシユリやハマナスが咲きそろう場所に違いない。そんな花々と利尻富士はいい組み合わせのように思えたが、残念ながらこの日は草原だった。
次に、海へ出てみることにした。道路から見て建物の左側に細い道があり、建物の裏手に回ることができる。そこではハマナスなどの花と海を入れて、利尻富士を見ることができる。隣にうっすらとだが礼文島も見えるようだ。
ここからは、そのまま砂丘へ降りることができる。
ところで、ここに赤い川が流れている。これは何らかの環境汚染が進んでいる訳ではなく、川が酸性で川辺の鉄分が錆びてしまい、このような色になっているとのことだ。ワッカサカナイという地名も、この赤い川にちなんだアイヌ語が語源らしい。
浜辺に下りてみると、利尻富士も見えて広い砂丘も広がり、なかなかの景色だ。夕焼けが美しいらしいのだが、昼間に来てもそれはそれで美しい。
ただ残念なことに、多くの大きなゴミが海岸に打ち上げられていた。見たところは日本のものだったように見えるが、海を挟んで反対側のゴミも流れ着くのだろう。今の時代仕方ないのかもしれないが、わたしも含めた人間の営みの醜さを見たような気がした。
一通り見たところで、そろそろ原生花園に向けて出発だ。この稚咲内から原生花園のバス停留所まではおよそ5km。およそ90分かかって到着した。
まず、砂丘林に入る。しばらくは林が続く。この砂丘林も稚咲内の名物らしいので、見ておきたい。
林を抜けると、とても美しい草原が広がっている。これは湿原ではなく、湿原であったものを開発した牧草地のように思われた。遠くには利尻富士が見え続けている。延々と広がる牧草地は美しくはあるのだが、このような湿原の開発が今わずかに残っている湿原の乾燥化につながっているのだろう。しかしわたしだってそういう牧草地で取れた牛乳を喜んで飲んでいるのだし、ここの人々が生計を立てていくには開発は必要であり、複雑な気分となる。
ところでこの道だが、歩道がなく狭い路肩を歩かなければならない。トラックのような大型車も通るので、ハイキングにしてはかなり気を使わなくてはならない。車線の広さは大型トラックと同じくらいだ。従ってそのままの調子でトラックが走ってきては危険である。トラックがこちらに気づいてくれれば避けてくれるが、途中カーブで見通しが悪いような場所では要注意だ。
しばらくして向かって右側に建物が見え、そして歩道が現れる。そこまで行けば原生花園はすぐそこだ。歩道の道端にはコウリンタンポポやタンポポモドキと思われる花が咲いている。
建物は2つあり、手前が食堂(レストハウスサロベツ)、奥側がサロベツ原野・豊富のビジターセンターだ。ビジターセンター側にはトイレもある。駐車場も完備しているので、車の方でも利用しやすい。
歩道からレストランの敷地に入るところに川が流れているのだが、そこにヒメカイウ[指摘により訂正]が咲いていた。
とりあえずここまで歩き通しだったので、まずはレストハウスで休むことにした。頼んだメニューは牛乳・いももち・あげいもだ。どれも名物らしく、おいしくいただき疲れを癒した。
さて、いよいよサロベツの原生花園を歩くことにした。木道の遊歩道が整備されていて、歩きやすい。1周は1.1kmほどとのことで、普通に歩いても20−30分程度、ゆっくり歩いても1時間程度あればいいだろう。
前述の通り残念ながらエゾカンゾウなどの花は無く草原だったのだが、北海道らしい雄大な景色を見ることができた。また、ここからも利尻富士の美しい姿を見ることができ、一面の草原にアクセントを添えていた。
ただこの湿原、開発による乾燥化が進んでいて、木道で囲まれているうちの稚咲内側半分はササによる侵食を受けていた。もうそこは湿原ではなく、笹原だ。木道を歩いていると侵食の説明や保護の取り組み、調査などについて記載されている案内板を見かけるが、これからサロベツ原野はどうなってしまうのか、とても心配になる。
とは言いながら、自分自身はコンクリートジャングルに住んでいてその恩恵を受けているのだから、身勝手なものなのだが・・・
さて、遊歩道の豊富側はまだササの侵食を受けておらず、乾燥化は進んではいるのだろうが湿原として残っていた。エゾカンゾウやワタスゲなどがちらほら見えたが、わたしの一番の収穫はモウセンゴケだった。写真では見たことがあったが、実物は初めてだ。なおこのモウセンゴケ、名前によらず被子植物で白い花が咲くとのことだ。
一周したあたりで時間となり、路線バスで豊富駅へと戻った。豊富駅から駅前に延びた道を数分歩いたところにスーパーがあるので、そこで昼食を買い込み、特急で最後の目的地である函館へと向かった。特急サロベツを利用する場合には車内販売は無いので、事前に飲み物や食べ物を購入しておく必要がある。
最後に。
このサロベツ原生花園、観光コースになっているので大型の観光バスがよくやってくる。そのときには大勢の人が押しかけるので、やり過ごすのがよさそうだ。
また、時期が悪いとわたしのように草原を見ることになってしまう。360度見回してずっと草原、というのは、コンクリートジャングルに住むものにとっては驚きである。花々が見られなかったとしても、それはそれでかなりの価値があったと思っている。
花が見たい方は、やはり事前に山と自然の旅などで開花状況を調べるのがいいだろう。ちなみに今年の見ごろは 6/18 あたりだったとのこと。早すぎ・・・
交通手段だが、列車で来るにはなかなか利用しづらい。車が無いので路線バスを利用することを考えるのだが、そのバスは先に説明したように1日3往復しかないのだ。普通に利用すると5時間も時間ができてしまう。
豊富にレンタサイクルがある(駅前の観光協会にあるらしいのだが確認できなかった)のでそれを利用するか、もしくはわたしのように稚咲内まで路線バスで行き、5km歩いて原生花園に行くのがいいのではないだろうか。ただし、レンタサイクルは風が強い日には避けた方がいいとのことだ。
参考リンク
・沿岸バス
豊富−稚咲内の路線バスを運営する会社。
・豊富町観光協会
・豊富町
・豊富町商工会
・山と自然の旅
情報盛りだくさん。全国の開花情報もある。
豊富へ向かう途中では、右手に利尻富士がよく見えた。利尻のバスガイドさんいわくの1ヶ月に5日しか見えない、うちの2日が体験できた訳だ。利尻島では天候に恵まれなかったものの、全体で見れば恵まれていたのかもしれない。
7:37に稚内を出て、豊富に着いたのは8:16だ。
今日の計画は、
・路線バスでサロベツ原野へ
・サロベツ原生花園のお花畑を観光
・午後路線バスで豊富駅へ
・函館へ
である。まずは駅でコインロッカーを探したのだが、構内に無い。実は向かいに建っているタクシー会社にコインロッカーがあるのだが、それに気づかず重い荷物を持って動き回ることになってしまった。
ということで仕方なく荷物を持って路線バスに乗り込んだ。沿岸バスの路線バスだ。なお1日に3往復しかないので、事前に確認しておく必要がある。この日の運行時刻は以下の通りである。
【夏期間(6/1〜9/30)】
バス停 豊富駅 原生花園 稚咲内第2
1 便 8:25 8:39 8:47
2 便 12:55 13:09 13:17
3 便 15:00 15:14 15:22
バス停 稚咲内第2 原生花園 豊富駅
1 便 8:53 9:01 9:15
2 便 13:23 13:31 13:45
3 便 15:28 15:36 15:50
バスの運転手さんが言うには、ちょっと高くなるが稚咲内第2まで行って海岸を見て、1便の戻りのバスで原生花園に行くテもあるよ、ということだった。なかなかにいいアイデアだ。稚咲内に何があるのかは知らないが、とりあえずその案も考えてみることにした。
(ところで、稚咲内は、わっかさかない、と読むらしい)

(上から、特急車内からの利尻富士・稚咲内からの利尻富士・レストハウスサロベツのあげいもといももち・原生花園のヒメカイウ[指摘により訂正]とモウセンゴケ)
そうこうしているうちに、バスは原生花園へとやってきた。
が、お花畑は無い。緑の草原が広がっているだけだった。
よくよく考えてみると、利尻も礼文もそうだった。ここのお花畑のハイライトはエゾカンゾウなのだ。そしてエゾカンゾウの時期はもう終わっていた。そうなればお花畑が草原になるのは、道理だ。
さすがにがっかりした。バスの運転手さんが、降りないのかい、と聞いてきたが、さすがにこの草原に降りて5時間程度の時間を過ごす自信はない。ここは降りずに稚咲内まで行く案を採ることにした。
しばらくするとバスは稚咲内に到着する。そこには草原が広がり若干だがハマナスの花が咲いていて、そして美しい利尻富士が見えた。それはそれで、なかなかに美しい景色だ。
美しい景色とくれば、早速写真撮影だ。しかしそこで、バスの運転手さんの声が聞こえる。「観光バスじゃなくて路線バスなんだから、待ってあげないよ」
そりゃそうだ。しかしこのバスで戻ると原生花園には9時に着く。それから次のバスまで、4時間30分もある。さすがに、まだ早すぎる。
わたしたちは結局、この1便で戻ることを見送り、この付近を観光したのち歩いて原生花園へと向かうことにした。
この稚咲内だが、観光施設としては何もない。ドライブインのような建物(ハウス砂丘林)があったが、この日は営業していなかった。ただ隣にトイレはあり、これは自動ドアもあったりしてなかなかに立派だ。
さて、利尻富士を眺めるポイントは、
・稚咲内園地
・ハウス砂丘話から入った砂丘の上
・その砂丘から降りた海岸
が考えられる。
まずは稚咲内園地だ。国道からみて建物の右側に木道の遊歩道が整備されていて、草原の奥まで入れるようになっている。
恐らくここは、時期がよければエゾスカシユリやハマナスが咲きそろう場所に違いない。そんな花々と利尻富士はいい組み合わせのように思えたが、残念ながらこの日は草原だった。
次に、海へ出てみることにした。道路から見て建物の左側に細い道があり、建物の裏手に回ることができる。そこではハマナスなどの花と海を入れて、利尻富士を見ることができる。隣にうっすらとだが礼文島も見えるようだ。
ここからは、そのまま砂丘へ降りることができる。
ところで、ここに赤い川が流れている。これは何らかの環境汚染が進んでいる訳ではなく、川が酸性で川辺の鉄分が錆びてしまい、このような色になっているとのことだ。ワッカサカナイという地名も、この赤い川にちなんだアイヌ語が語源らしい。
浜辺に下りてみると、利尻富士も見えて広い砂丘も広がり、なかなかの景色だ。夕焼けが美しいらしいのだが、昼間に来てもそれはそれで美しい。
ただ残念なことに、多くの大きなゴミが海岸に打ち上げられていた。見たところは日本のものだったように見えるが、海を挟んで反対側のゴミも流れ着くのだろう。今の時代仕方ないのかもしれないが、わたしも含めた人間の営みの醜さを見たような気がした。
一通り見たところで、そろそろ原生花園に向けて出発だ。この稚咲内から原生花園のバス停留所まではおよそ5km。およそ90分かかって到着した。
まず、砂丘林に入る。しばらくは林が続く。この砂丘林も稚咲内の名物らしいので、見ておきたい。
林を抜けると、とても美しい草原が広がっている。これは湿原ではなく、湿原であったものを開発した牧草地のように思われた。遠くには利尻富士が見え続けている。延々と広がる牧草地は美しくはあるのだが、このような湿原の開発が今わずかに残っている湿原の乾燥化につながっているのだろう。しかしわたしだってそういう牧草地で取れた牛乳を喜んで飲んでいるのだし、ここの人々が生計を立てていくには開発は必要であり、複雑な気分となる。
ところでこの道だが、歩道がなく狭い路肩を歩かなければならない。トラックのような大型車も通るので、ハイキングにしてはかなり気を使わなくてはならない。車線の広さは大型トラックと同じくらいだ。従ってそのままの調子でトラックが走ってきては危険である。トラックがこちらに気づいてくれれば避けてくれるが、途中カーブで見通しが悪いような場所では要注意だ。
しばらくして向かって右側に建物が見え、そして歩道が現れる。そこまで行けば原生花園はすぐそこだ。歩道の道端にはコウリンタンポポやタンポポモドキと思われる花が咲いている。
建物は2つあり、手前が食堂(レストハウスサロベツ)、奥側がサロベツ原野・豊富のビジターセンターだ。ビジターセンター側にはトイレもある。駐車場も完備しているので、車の方でも利用しやすい。
歩道からレストランの敷地に入るところに川が流れているのだが、そこにヒメカイウ[指摘により訂正]が咲いていた。
とりあえずここまで歩き通しだったので、まずはレストハウスで休むことにした。頼んだメニューは牛乳・いももち・あげいもだ。どれも名物らしく、おいしくいただき疲れを癒した。
さて、いよいよサロベツの原生花園を歩くことにした。木道の遊歩道が整備されていて、歩きやすい。1周は1.1kmほどとのことで、普通に歩いても20−30分程度、ゆっくり歩いても1時間程度あればいいだろう。
前述の通り残念ながらエゾカンゾウなどの花は無く草原だったのだが、北海道らしい雄大な景色を見ることができた。また、ここからも利尻富士の美しい姿を見ることができ、一面の草原にアクセントを添えていた。
ただこの湿原、開発による乾燥化が進んでいて、木道で囲まれているうちの稚咲内側半分はササによる侵食を受けていた。もうそこは湿原ではなく、笹原だ。木道を歩いていると侵食の説明や保護の取り組み、調査などについて記載されている案内板を見かけるが、これからサロベツ原野はどうなってしまうのか、とても心配になる。
とは言いながら、自分自身はコンクリートジャングルに住んでいてその恩恵を受けているのだから、身勝手なものなのだが・・・
さて、遊歩道の豊富側はまだササの侵食を受けておらず、乾燥化は進んではいるのだろうが湿原として残っていた。エゾカンゾウやワタスゲなどがちらほら見えたが、わたしの一番の収穫はモウセンゴケだった。写真では見たことがあったが、実物は初めてだ。なおこのモウセンゴケ、名前によらず被子植物で白い花が咲くとのことだ。
一周したあたりで時間となり、路線バスで豊富駅へと戻った。豊富駅から駅前に延びた道を数分歩いたところにスーパーがあるので、そこで昼食を買い込み、特急で最後の目的地である函館へと向かった。特急サロベツを利用する場合には車内販売は無いので、事前に飲み物や食べ物を購入しておく必要がある。
最後に。
このサロベツ原生花園、観光コースになっているので大型の観光バスがよくやってくる。そのときには大勢の人が押しかけるので、やり過ごすのがよさそうだ。
また、時期が悪いとわたしのように草原を見ることになってしまう。360度見回してずっと草原、というのは、コンクリートジャングルに住むものにとっては驚きである。花々が見られなかったとしても、それはそれでかなりの価値があったと思っている。
花が見たい方は、やはり事前に山と自然の旅などで開花状況を調べるのがいいだろう。ちなみに今年の見ごろは 6/18 あたりだったとのこと。早すぎ・・・
交通手段だが、列車で来るにはなかなか利用しづらい。車が無いので路線バスを利用することを考えるのだが、そのバスは先に説明したように1日3往復しかないのだ。普通に利用すると5時間も時間ができてしまう。
豊富にレンタサイクルがある(駅前の観光協会にあるらしいのだが確認できなかった)のでそれを利用するか、もしくはわたしのように稚咲内まで路線バスで行き、5km歩いて原生花園に行くのがいいのではないだろうか。ただし、レンタサイクルは風が強い日には避けた方がいいとのことだ。
参考リンク
・沿岸バス
豊富−稚咲内の路線バスを運営する会社。
・豊富町観光協会
・豊富町
・豊富町商工会
・山と自然の旅
情報盛りだくさん。全国の開花情報もある。
Posted by hirakei at 18:49│Comments(4)
│旅行/北海道
この記事へのコメント
写真をみると、水芭蕉ではなくヒメカイウの花のようですね。
Posted by ゲスト at 2005年10月03日 23:26
ご指摘ありがとうございます。本文を訂正しました。
確かにこの時期に水芭蕉は変でした・・・
確かにこの時期に水芭蕉は変でした・・・
Posted by hirakei at 2005年10月16日 19:12
この夏、同じコースを回ってみます。参考になりました!!
Posted by ゲスト at 2006年06月24日 22:03
参考になったとのこと、うれしいです。
よい旅をお楽しみください!
よい旅をお楽しみください!
Posted by hirakei at 2006年08月15日 07:48
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