北海道の食べ物〜釧路駅たらば寿し

hirakei

2005年11月15日 07:48



 釧路駅の駅弁として有名な「たらば寿し」を見つけたので、買って食べてみた。これはいける。たらば足、かにフレーク、鮭の切り身、いくら醤油漬け、どれも絶品だった。
 ある日読売新聞を見ていると、食べてみたい駅弁の1位に「たらば寿し」が載っていた。何でも『「1日限定20個しか作らない」(製造元の釧祥館(せんしょうかん))ため、地元以外で食べる機会はほとんどない』(読売新聞)とのことだ。
 しまった。1年くらい前に釧路に行ったときに知っておけば、必ず買ったのに・・・(いつもこんなのばっかり)
 特急スーパーおおぞら車内でも売っているらしい。大失敗だ(車内販売と1日20食というのが結びつかないのだけど)。


 ところが、近くのデパートでやっていた北海道フェアのちらしを見ていると、そこに「たらば寿し」の文字が。これは行かねば! ということで買ってきた。


(たらば寿し)

 早速箱を開けてみると、「いくら醤油漬け」「たらば足」「鮭切り身」「かにフレーク」が目に飛び込んできた。ちょっと価格の割に小さめの弁当ではあるが、具の内容からすれば納得できる。

 食べてみると、おいしい。さすがに食べて見たい駅弁1位に輝くだけのことはある。たらば、鮭、いくら、どれも素材が活きている。(社)日本鉄道構内営業中央会のページによると「脇役にサーモンの切り身・イクラを添え」(ページより)とあるが、脇役だなんてとんでもない。まぁイクラはちょっと少なめではあるが、具のどれもがその魅力を発揮し、それぞれを食べるごとに違った味わいを楽しませてくれる。たらば寿し、という名前に誤魔化されてはいけない。これはその中身から言えば十分に4色寿しだ。

 是非とも、釧路を出発する列車に乗るときには、もしくは特急スーパーおおぞらの車内で、この「たらば寿し」を購入していただきたい。列車に揺られ北海道の雄大な自然をながめながら、たらば寿しをいただく。例えば釧路からの帰路につく列車旅であれば、釧路での思い出を十分に文字通り味わえるような旅路になるに違いない。
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